投稿

2021年OCOVスタッフ的カルチャー振り返り

今年最後の放送は、恒例になってきましたOCOVスタッフトーク。 今年1年の放送の中から、印象に強く印象に残ってるテーマ、展覧会、ゲストなどなどについて、3人が語ります。 ========== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「 OUR CULTURE, OUR VIEW 」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点( VIEW )を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。   ==========  今年1年の放送は、LOVE FMの Podcast で、ぜひチェックしてくださいね。 (今さらですが) ★Podcast とは、スマホやパソコンで放送を無料で聴ける音声コンテンツです。 配信サイトから好きな番組を自動的に取得して音声ファイルとしてダウンロードし、お手元の携帯音楽プレーヤーやスマートフォンなどで再生することができるシステムです。通勤や通学中、休憩中など、あなたの好きな時間に番組を聴くことができます。 昨年に続き、コロナ禍での放送になりましたが、世の中のオンライン化が加速したおかげで、遠方でスタジオにお越しいただくことが難しい方や、展覧会の設営会場などからの番組収録が可能になり、内容の幅は明らかに広がりました。 今年1年放送をお聞きくださり、ありがとうございました。 2022年の「OUR CULTURE, OUR VIEW」もどうぞよろしくお願いいたします。 放送後1週間は、 radiko のタイムフリー機能でお楽しみいただけます。  ■Podcast     ■YouTube     ■Twitter  ←次回ゲストをお知らせしています     *******   発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/) 放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部  福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz      パーソナリティ:佐藤ともやす  放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30 ...

九州芸文館 ちくごアートファーム計画2021 はたらくアート(ゲスト|福岡県文化振興課学芸員 関岡絵梨花さん)

イメージ
今週は、九州芸文館で開催中、  ちくごアートファーム計画2021 はたらくアート を担当学芸員の関岡絵梨花さんに ご紹介いただきました。 ========== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「 OUR CULTURE, OUR VIEW 」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点( VIEW )を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。   ========== 《 『ちくごアートファーム計画』 チラシ画像より》 『筑後広域公園芸術文化交流施設(愛称:九州芸文館)』から、開催直前の設営会場とつないで臨場感たっぷりにお届けしました。 『ちくごアートファーム計画』は、2014年から九州芸文館を拠点に様々なテーマで取り組んできたアートプロジェクトです。2021年は「はたらく」をテーマにした美術展を、藤浩志さん、寺江圭一朗さん、LICCAさんの3人の作家をお迎えして開催します。 アーティストにとって、アート活動は遊びなのか、働くことなのか。 アートの中でいう「働く」ということはどういうことか。 展覧会を通して考えるきっかけになれば、と関岡さんは言います。 ―関岡さん こちらから答えを提示をするというより、問いかけをさせてもらって 誰もがかかわる「仕事」というものを、このタイミングで、もう一度考えなおしてもらえれば。 コロナ以降の働き方、仕事、人間の活動というところまで、思いを馳せてもらえたらいいなと考えています。 ―ともやす 確実に「働く」ということに関して、これまでと違う考え方(もうすでに生まれているのでしょうが)に、様々な分岐がありそうな時期ですもんね。そのきっかけになるといいですね。 -------------------------- ―三好P この ちくごアートファーム計画2021 の中の アートスタッフプログラム とは、どういうものですか? ―関岡さん 将来、学芸員になりたい学生や一般の方、また物事を誰かに伝えたい、その方法を知りたいという、キュレーション側に興味がある人、美術館・博物館の裏側に興味がある人を募って行うプログラムです。今年も8人のアートスタッフ...

太宰府天満宮 宝物殿「中村人形と太宰府天満宮」(ゲスト|中村人形四代目人形師 中村弘峰さん)

冒頭から、当番組プロデューサーの鼻息荒く始まりました今回は、ゲストに 中村人形四代目人形師 中村弘峰さん をお招きし二つの展覧会をご紹介しました。 内容が豊富過ぎ、前編(12/5放送)・後編(12/12放送)に分けてお届けしました。 ========== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 ========== 生まれて目が開いたときに目に入ったのが、人形だったという代々受け継がれる、博多人形・中村人形の四代目である弘峰さん。 100年以上の歴史がある、中村人形の始まりからお話いただきました。 中村人形の歴史、エピソードひとつひとつが面白いですよ。 前編は、伝統工芸を生業とする家系に生まれ、跡を継ぐのか継がないのかという会話が日常的に交わされる中での、中村家は“死ぬほど褒める”という、楽しい落語のようなお話しを中心にお聞きしました。 代々受け継がれている作風というのはないそうですが、迷ったときには出てくる“おかゆ食ってもいいもの作れ”という初代のお言葉があるそうです。 後編は、太宰府天満宮宝物殿にて開催中の中村人形四代の人形師に焦点を当てる企画展 「中村人形と太宰府天満宮」についてご紹介いただきました。 太宰府天満宮には、ご神牛像をはじめとした作品が収蔵されており、平成15年からは、干支鈴などの正月の縁起物も中村人形が手掛けているそうです。   今回の企画展では、所蔵作品約70点が前期・後期に分けて展示されます。干支の縁起物約50点は全期間展示されています。 四代目弘峰さんに、初代からのそれぞれの作品の特徴を解説していただきましたので、こちらは必聴ですよ。 弘峰さんが、伝統を重んじつつ現代性を取り入れた斬新な作品を手がけるようになった経緯なども、ご自身の言葉で説明いただきました。 太宰府天満宮 宝物殿「中村人形と太宰府天満宮」 前期:2021年 9月18日(土)~12月7日(火) 後期:2021年12月11日(土)~2022年 3月13日(日) 中村人...

SnC x annolab「窓がひらいている」・SnC 主催第 7 回公演 「Solos」(ゲスト|SnC代表 大島匡史朗さん・菅原 力さん)

11月28日の放送は、コンテンポラリーダンスの作品制作、舞台や講習会開催などを行う『 SnC 』代表 大島 匡史朗 さんと、公演の制作に携わる菅原 力さんにお話を伺いました。 SnC x anno lab「窓がひらいている」 と、 SnC 主催第 7 回公演 「Solos」 をご紹介します。 ========== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ========== 『 SnC 』代表の大島さんは、コンテンポラリーダンスのダンサーであり、舞台の企画制作にも携わる方。長くクラシックバレエをされていたそうですが、そのバレエを始めるきっかけが、あるTV番組がきっかけだったという……(笑)。 そこからスイスに留学、コンテンポラリーダンスに出会い。 放送では、コンテンポラリーダンスとは!?一体どんなものをいうのか、(誰にでもわかるように)世界で言われるコンテンポラリーダンスを解説いただいてます。 コンテンポラリーダンス― あまりにも幅が広く、なんでもありで、なにが起こるかわからない…… そもそも、ダンスとは何なのか。 聞けば聞くほど、もっと知りたくなるお話しでした。 そして、留学先から福岡に拠点を移し、コンテンポラリーダンスをやり始めたときには、ここ福岡では、まだコンテンポラリーダンスが浸透していなく、知っている人が少なかったと言います。これは、広めていくしかないと活動し始めたそうです。 そして、コロナ禍を経て現在。やりたいことが有り過ぎて、12月に二つをも公演が控えている大島さん。 ひとつは、 SnC x anno lab「窓がひらいている」 (2012.12/2-3)。 福岡ではお馴染みの anno lab とのデジタルアートのコラボ企画。 お話いただける範囲でご紹介いただきましたが、こちらはダンス作品というより、大島匡史朗とanno lab共同のアート作品の展示のような体験ができるそうです。 もうひとつは、 SnC 主催第 7 回公演 「Solos」...

八女の書店で店長になってわかったこと(ゲスト|『うなぎBOOKS』本間 悠さん)

11月21日の放送は、福岡八女に2021年9月オープン! 本を通して何ができるか考える本屋 『うなぎBOOKS』 から、店長の本間悠さんをお迎えしてお届けします。 ======= 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ======= 福岡・八女という、もの作りの豊かな文化を持つ土地で、「地域文化商社」とご自身たちがうたう「 うなぎの寝床 」が始めた 『うなぎBOOKS』 。  店長の本間さんをお招きしてお話しを伺いました。 9月17日オープン予定が、台風直撃で翌18日のオープンになり、 みんなから 「持ってるね」 と言われたという笑い話からはじまりました今回のインタビュー。 \臨時休業のお知らせ/ 久留米絣の織元さんを訪れた時、久留米絣の製作は天気に左右される。こればかりはどんなに技術が進歩しようと仕方がないとお話されたことが思い出されます……。 OPEN日、仕切り直しです。18日(土)12時開店です。お待ちしております!台風被害が最小限におさまりますように。 pic.twitter.com/VPK8emfWH7 — うなぎBOOKS@9/18satOPEN!! (@unagi_books) September 17, 2021 佐賀の書店で働いていた本間さんは、ご両親ともに本好きで、幼い頃からいろんな本が身の回りにあり、気が付いたら本好きになっていたと言います。 自分で買い始めた本の始まりは「りぼん」だったそうですが、その本間さんが、カリスマ書店員と呼ばれるになるまでのこと。 ご自身で、ドラマチックでもなんでもないとおっしゃいますが、 いち店員として入った書店で、次の日から仕入れる本を選んだり、店頭のレイアウトを担当したりした、当時のお話からお聞きしました。 おすすめの本を紹介するSNSも、最初書店には内緒でやっていたそうです。 そこから『 うなぎBOOKS 』の店長として、初めて書店を開くという経験をすることになり、 八女にあるべき本屋...

「We will sea」Sara Milio and Soh Souen(ゲスト|ソー・ソウエンさん「虚屯」濱門 慶太郎さん)

11月14日、日曜日の放送は、11月26日~12月5日に平尾のギャラリー 「虚屯(うろたむろ)」 で開催される、 パフォーマンス&展示「We will sea」 を特集します。 ========== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ========== 北九州を拠点に活動するアーティスト、 ソー・ソウエン (Soh Souen)さんと 「虚屯(うろたむろ)」 の濱門 慶太郎さんをお迎えしてお話を伺いました。 北九州出身・在住でありながら、全国のアートマーケットで活躍中のソーさん。 前半は、これまでの作品のお話。野球少年だったソーさんが、音楽、グラフィティ・アート、絵画とハイブリットな現代アートを経て、今の作品スタイルになるまでのお話しをお聞きしました。 そして、後半では、今回のパフォーマンス&展示「We will sea」のお話に。 「We will sea」は、 ソー・ソウエン(Soh Souen) さんと、アムステルダム在住のアーティスト、 サラ・ミリオ(Sara Milio) さんのパフォーマンスプロジェクトです。 約9,000 km離れた2人が、ズームやSkypeなどのWeb会議サービスを介し、身体の横に投影された身体画像を使用して行うパフォーマンス。 ライブウェブ接続で発生する「遅れ」などの現象を巻き込みながら、二人のアーティストの「分離」と「共有」を継続的に確認する試みです。 放送では、ソーさんと、サラさんの出会い、関係などもお聞きしました。 そして、ソーさんにこの企画を持ち込まれ、形にすることのサポートをされた、会場であるの虚屯の濱門さんにも、このパフォーマンスについて解説いただきました。 2021年の今だから、 「会う」って何だったんだろう 「身体」ってなんだったんだろう と、言葉で整理できないことを 「見て」「感じる」ことに大きな意義のある作品のようです。 お二人のお話を聞いて、作品をぜひ体験してください。 「We will s...

新たな映画プロジェクト【Asian Film Joint】 アノーチャ・スウィチャーゴーンポン特集上映

今週は、【Asian Film Joint】 第1回目、タイの女性監督アノーチャ・スウィチャーゴーンポン特集をご紹介しました。 ======== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ======== 今月開催される 【Asian Film Joint】 。これは、2021年3月31日に終了が宣言された、アジアフォーカス・福岡国際映画祭の映画資産を活用した新たな映画プロジェクトです。 実は何を隠そう、当番組プロデューサー三好剛平氏が手掛けるプロジェクトなのです。 アジアフォーカス・福岡国際映画祭は、1991年に誕生した“アジアとの国際交流”を打ち出す福岡市の事業のひとつ。30年間で、延べ39カ国・地域の映画作品3,152本を上映してきました。 これにより福岡に遺された映画資産を、自ら“この映画祭に多くを与えられてきた人間のひとり”と言う三好Pが、これまでの映画祭では実現しづらかった新しいアジア映画の流通や広がりにつながる動きにしたいと動き始めました。 その第1回目として、番組でも幾度となく名前が挙がってきたアノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督の特集上映が開催されます。 アノーチャ監督の特集をするいくつもの理由や、優れた映画と出会い、それを一人でも多くの人へ届けたいという、三好Pの熱い熱い思いを、どうぞ放送でお聞きください。 ★ご紹介した上映作品、スケジュールは こちら 放送後1週間は、 radiko のタイムフリー機能でお楽しみいただけます。  また、この内容はYouTube・ポッドキャストでも配信しています。  ■ Podcast    ■YouTube   ■Twitter  ←次回ゲストをお知らせしています   *******  発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/)  放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部...