太宰府天満宮 宝物殿「中村人形と太宰府天満宮」(ゲスト|中村人形四代目人形師 中村弘峰さん)
冒頭から、当番組プロデューサーの鼻息荒く始まりました今回は、ゲストに中村人形四代目人形師 中村弘峰さんをお招きし二つの展覧会をご紹介しました。
内容が豊富過ぎ、前編(12/5放送)・後編(12/12放送)に分けてお届けしました。
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毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。
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生まれて目が開いたときに目に入ったのが、人形だったという代々受け継がれる、博多人形・中村人形の四代目である弘峰さん。
100年以上の歴史がある、中村人形の始まりからお話いただきました。
中村人形の歴史、エピソードひとつひとつが面白いですよ。
前編は、伝統工芸を生業とする家系に生まれ、跡を継ぐのか継がないのかという会話が日常的に交わされる中での、中村家は“死ぬほど褒める”という、楽しい落語のようなお話しを中心にお聞きしました。
代々受け継がれている作風というのはないそうですが、迷ったときには出てくる“おかゆ食ってもいいもの作れ”という初代のお言葉があるそうです。
後編は、太宰府天満宮宝物殿にて開催中の中村人形四代の人形師に焦点を当てる企画展
「中村人形と太宰府天満宮」についてご紹介いただきました。
太宰府天満宮には、ご神牛像をはじめとした作品が収蔵されており、平成15年からは、干支鈴などの正月の縁起物も中村人形が手掛けているそうです。
今回の企画展では、所蔵作品約70点が前期・後期に分けて展示されます。干支の縁起物約50点は全期間展示されています。
四代目弘峰さんに、初代からのそれぞれの作品の特徴を解説していただきましたので、こちらは必聴ですよ。
弘峰さんが、伝統を重んじつつ現代性を取り入れた斬新な作品を手がけるようになった経緯なども、ご自身の言葉で説明いただきました。
太宰府天満宮 宝物殿「中村人形と太宰府天満宮」
前期:2021年 9月18日(土)~12月7日(火)
後期:2021年12月11日(土)~2022年 3月13日(日)
中村人形の作品が一同に展示される展示はこれが初めてだそうです。
後期は弘峰さんの作品中心だそうです。
そして、もうひとつ
福岡三越 9階 岩田屋三越美術画廊で「Great Mission Hiromine Nakamura Solo Exhibition」(12/15〜30) も予定されています。
こちらは中村弘峰さんの個展です。
こちらの作品たちのエピソードもお話いただいています。
博多人形のこれまでのイメージからすると、えっ!となるような
弘峰さんの作品をお楽しみください。
伝統工芸とは、博多人形とはなど、たっぷりお話いただきましたので、
どちらもご本人の声で聞いて、足を運ばれると一層お楽しみいただけると思います!
また、この内容はYouTube・ポッドキャストでも配信しています。
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