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デビュー50周年記念 萩尾望都 ポーの一族展(ゲスト:久留米市美術館 学芸員佐々木奈美子さん)

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5月2日の放送は、春の漫画ツーリズム第4弾! 久留米市美術館 より「 デビュー50周年記念 萩尾望都 ポーの一族展 」をご紹介します! ・・・・・・・ 毎週日曜の朝にお届けする、 「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ・・・・・・・ 少女漫画家の萩尾望都先生の特別展「 デビュー50周年記念 萩尾望都 ポーの一族展 」。 久留米市美術館、学芸員の佐々木奈美子さんに詳しくお話を伺いました。 福岡、大牟田出身の萩尾先生。よく石橋文化センター(久留米市美術館)にも行かれていたそうです。 《久留米市美術館チラシより》 ―佐々木さん  石橋文化センター(久留米市美術館)は、バラが今、盛りなんですよ。その光景がどこか心に残っていて、「ポーの一族」のバラの庭の中に反映されていたらいいなと思っております。 今回の展覧会は、有名な漫画家だからということだけではなく、地元作家ということ、そして、ここがバラがきれいな場所として皆さんに足を運んでいただいている施設であるということから企画されました。 デビューは1969年。 その頃は、一気に少女漫画雑誌が刊行された、少女漫画のビッグバン的な時代だったそうです。 ◆ ―佐々木さん  このころ、萩尾先生と前後してデビューした作家は、今も現役で活躍している方が多いんです! 何かが生まれた、そういう時代だったのかなと思います。 ◆ 1972年、「ポーの一族」の連載が始まるのと同時期に、ベルサイユ薔薇も始まっています。 それまでの少女漫画は、「読んで楽しかった」で終わっていた、読み捨てられていたもの。 それが、今では当たりとなっている、 雑誌連載→単行本発売 という流れを作った、 何度でも読み返すに堪え得る作品、というのが証明されるきっかけになった作品だったそうです。 ◆ 他にも、もはや文学である、ベルばらやポーの一族が、当時の少女たちにどのように受け止められていたのか。 ポーの一族では、永遠の少女・少年であり、生き続けてしまうというバンパネ...

「生誕130年記念 髙島野十郎展(1/20〜4/4開催)」久留米市美術館

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今週は、美術館に入るまでの景色も愛してやまない、久留米市美術館から 「生誕130年記念 髙島野十郎展」 をお届けします! ---------- 毎週日曜の朝にお届けする、 「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 ---------- 《久留米市美術館:高島野十郎展ポスターより》 久留米市美術館、学芸員の中山景子さんにお話を伺いました。 久留米出身の高島野十郎とは、どんな画家だったのか。 (あの蝋燭の絵の方ですよ(笑)) 髙島野十郎は、今では全国的に有名になった人気の洋画家ですが、 生前は、その名が知られることがなかったそうです。 前半では、成績優秀だった東京帝国大学農学部水産学科を卒業後、なぜ画家への道を選んだのかが、見えてくるような作品から解説いただきます。 ―中山景子学芸員(以下、中山) 野十郎の絵は、一見すると、風景画だ、生物画だと、描いているモチーフがわかる、写実的な絵だと言われるんですが、 実際に見ると、どこか変なんです。 実物よりも木がうねうねしていたり、空にどよーんと暗い雲が立ち込めていたり、なにか人間以外の生命の気配があるというか、それを樹木の姿に託しているとか、あるいはその時代の自分の内なる思いを表現しないと気が済まないというか。 ちょっと個性を出したい、思想を出したい、この世の真実を描いた結果がこのようになったのではないかと思います。 ―三好P 見たものの美しい瞬間をただ再現するのではなく、その先の表現に触りに行こうとしてる気がして、そこに野十郎の格闘が見え、それがみずみずしくもあるなと感じました。 ―中山 見る人によると、早春の光の中のびのびと枝を伸ばす、明るい絵に見えると。 あるいは、何か苦悶している、悩みもがいているような絵にも見えたり、そういう不思議な絵です。 後半は、そこからの画家としての野十郎とその作品、そして、見る者の心の内まで照らし出すかのような静かな光を描いた晩年の作品について、たっぷり解説いただきました。 蠟燭や月、太陽をテーマとした連作は、野十郎の画...

「ラファエル前派の軌跡」久留米市美術館(ゲスト:学芸員 佐々木奈美子さん)

7月7日(日)七夕の放送は、「行ってみよう!美術館散歩《久留米市美術館編》」 展覧会「ラファエル前派の軌跡」を先週に続きお届けします。 --------------- この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、  明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 -------------- 久留米市美術館に潜入して、「ラファエル前派の軌跡 ― ターナー、ラスキンからロセッティ、バーン=ジョーンズ、モリスまで」を 学芸員の佐々木さんにご紹介いただきました。 当時の美術教育の主軸をなす、ラファエル という作家の代表的な画風に 対して生まれたイギリス美術のムーブメント 「ラファエル前派」 ですが、 ここに支柱となった美術評論家のラスキンの力が加わり、 その後のイギリスの美術シーンが多様化していきます。 ぜひ、 先週の導入部分 と、今週とセットで聞いてください! 当時、イギリスの産業革命で起こった時代の変化。 経済が急激に発展して、人々が合理性や効率性を求めたときに、 手の仕事が急速に失われていくのを見たラスキンは、 そこに美しさを見出し、これは残していくものであり、 ちゃんと評価の俎上に上げるものと判断した……。 ー三好P  2019年の今、この展覧会がある意味は ここ にあるのかな と僕は思いました。 ー佐々木さん  そこを見ていただけるとホントに嬉しいです!! 19世紀の古き良き時代の絵画を観てくださいっていうのも、もちろんあるんですが、 当時、彼らが抱えていた問題意識とか、この絵が生まれた背景とかっていうのは、 今の時代だからこそ、アクチュアリティがあって、同じ問題意識なのかなっていうはありますよね。 それが、石炭なのか、機械なのか、重工業なのかっていうのと、 今だと、AIとかなのでしょうか。 私たちは、大きな時代の変化の中で、戸惑ったり、不安になったりしますよね。 ラスキンの著作も、最初は熱狂的に、若い層にも受け入れられ読まれていました。...

行ってみよう!美術館散歩《久留米市美術館編》(ゲスト:学芸員 佐々木奈美子さん)

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6月最後の放送は、「行ってみよう!美術館散歩《久留米市美術館編》」。 美術館までの道中の“ワクワク感”も乗せてお届けします。 --------------- 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 -------------- ともやすさん、三好Pともに初めて訪れたという石橋文化センター、 その一角にある、久留米市美術館へ。 途中の噴水を眺めながら建物に向かっていきますが…… 石橋文化センター の素晴らしきこと!(のっけから三好P大興奮です。) 文化を愛するものにはまさに「楽園」! (←三好P) それでは、美術館へ。 学芸係長の佐々木さんにお話しを伺います。 石橋美術館として親しまれ、2016年新たに久留米市美術館として生まれ変わった施設は、 公益財団法人石橋財団より久留米市に寄贈されたものです。 そして、 石橋美術館 別館 は改修され、現在 石橋正二郎記念館 として、 石橋財団コレクションの絵画を定期的に入れ替え展示されています。 現在開催中の展覧会「ラファエル前派の軌跡」が、 なぜ、ここ久留米市美術館で 開催されているのかの理由が…… その石橋正二郎記念館にあります。 久留米での必然性。 偶然ではない、 美術の物語がここに ありました。 (ぜひ、その理由は放送で……) 建物はちょっと違うものの、同じ石橋文化センターの園の中、 ぜひ、美術館と記念館セットでご覧いただくことをおすすめします! ご存じブリジストンの創業者、石橋正二郎氏の一番の望みだったという ご自身の生まれ育った久留米を大事にし、その地の文化に貢献する。 そして、 作家を守り、その作品を見ることで、 市民も楽しく幸福せになる。 そんな思いが、所蔵品にも、このセンター内にあふれています。 そして、話は、久留米市美術館になってから……へ。 今、 九州の洋画を中心に 少しづつ増やしていっている最中だそうで、 徐々に作品が増えていくのを、...