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4月, 2021の投稿を表示しています

長崎県美術館 特別展 りぼん 250 万 りぼんっ 子 ♥大増刊号(長崎県美術館 森園 敦 学芸員)

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4月25日の放送は、春の漫画ツーリズム第3弾! 長崎県美術館 から【 特別展 りぼん 250 万 りぼんっ 子 ♥大増刊号 】特集をお届けしました。 ------------ 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ------------ 番組初めての長崎。 最初は、 稲佐山 を上り、 SHOGUN BURGER をご紹介。 稲佐山から長崎の街を見下ろす絶景と、空から狙うトンビに注意しながら味わうハンバーガーは、ジューシーで肉肉しいおいしさ。中でも三好Pはハイサイソースがお気に入りだったようです。 腹ごしらえをしたところで、いざ美術館へ! ”久しぶり。元気にしてた?” とピンク色のキャッチコピーが目に入る、 日本中の少女たちが、これで恋を知り、友情を学び、将来への憧れを募らせたと言っても過言ではない、日本を代表をする少女漫画雑誌「りぼん」。 長崎県美術館の学芸員、森園 敦さんにお話を伺いました。 少女漫画の歴史、描かれる世界、描かれているその時代時代の女性像、 そして、なぜ共感を得ていたのか。 男性漫画との描かれている価値観の違いなど ヒット作品と照らし合わせて解説いただきました。 森園さん、お姉さん と妹さんがりぼんを読んでいたので、日常的に手にしていたそうです。 三好Pも、昔読んでいたという作品を懐かしく思い出して(涙して)いましたよ。 ―森園さん  作品の原画を見て、子供時代というか、その(作品に触れた)時代を思い出すというのはありますよね。このとき、こういう人に恋をしていたなとか、漫画以外の過去の自分を取り巻く環境というものまで、思い出されるのだと思います。 後、原画の持つ力ですよね。これは非常に強いと感じます。 作家の先生がどういう風に描いているのか、漫画からだけでは伝わらなかった、情報が伝わってくるんだなということを、今回改めて感じました。 本展覧会では、当時の人気を支えていた作家の紹介。なつかしの名シーン原画、当時のふろくも展示されています。

デビュー50周年記念諸星大二郎展 異界への扉(北九州市漫画ミュージアム:学芸員 石井茜さん)

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4月18日の放送は、春の漫画ツーリズム第2弾! 先週に続き、北九州市漫画ミュージアムから「 デビュー50周年記念諸星大二郎展 異界への扉 」をご紹介します。 ----------- 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ----------- 前回、北九州市漫画ミュージアムの専門研究員の表 智之さんに、この春開催される漫画展を、少女漫画などの歴史などを交えながら解説いただきました。 今週は、その北九州市漫画ミュージアムで開催中 「デビュー50周年記念諸星大二郎展 異界への扉」 を、担当学芸員の石井茜さんに、さらに詳しく解説いただく【OCOV|北九州市漫画ミュージアム バーチャルツアー】をお届けしました。 <デビュー50周年記念 諸星大二郎展 異界への扉チラシ画像より> 一言で語るのが難しい……。 1790年代からご活躍で今なお現役の作家、諸星大二郎先生の世界感をご紹介しました。 本展は、漫画原稿と合わせて美術資料、歴史資料を合わせて展示され、諸星先生の頭の中が想像できるような内容になっています。 ―石井さん  諸星先生の作品世界をより深く知ることができる、より深く感じられるような展覧会になっています。 ―石井さん  諸星先生の偉業を少しご紹介すると……多くの漫画家は、50年、60年とキャリアを積むごとに、制作ペースを落とされたり、アシスタントさんと分業体制にしたり、スタジオ制で役割分担したりし回していくものなんです。それくらい漫画を描くことというのは、精神的・肉体的負担が大きいんですが、諸星さんは、それをおひとりで50年やってこられています。 ----------- 実際に会場を歩いて、見て回りながら、作品について解説いただく、”音のバーチャルツアー”をお楽しみいただいてから、ぜひ会場に足を運んでくださいね。 【 デビュー50周年記念諸星大二郎展 異界への扉 】 会期|2021年3月20日(土)~5月23日(日) 会場|北九州市漫画ミュージアム 企画展示室(

春の九州 漫画展ツーリズム 第1弾(北九州市漫画ミュージアム:専門研究員 表 智之さん)

4月11日は北九州からお届けしました。 この春、北部九州で続々と開催される《漫画にまつわる展覧会》の旅を、OCOVがご提案します! ------- 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  -------- 初回は、北九州市漫画ミュージアムの表さんに、なんと!!他の施設で開催さる展覧会も含めて、総括して解説いただきます。 宮崎駿、庵野秀明、ジャンルは違うものの細野晴臣などが、影響を受けた人として名前を上げる、あらゆる方面から絶大な支持を誇る漫画家・諸星大二郎のデビュー50周年を記念した「諸星大二郎」展(北九州市漫画ミュージアム開催)。 諸星先生と同時期にデビューの「 萩尾望都 ポーの一族展:久留米市美術館 」、「 250万りぼんっ子♥大増刊号展:長崎県美術館 」、「 高畑勲展:福岡市美術館 」まで。 それぞれの作品が生まれた時代背景や、作品から読み取れる世界においての日本の漫画の歴史、アニメ、付録文化など、表さんの解説を聞いて、展覧会に行くと、より楽しめること間違いなしの濃い濃い内容です。 そして次回は、北九州市漫画ミュージアム開催中の「 諸星大二郎展 」をさらに掘り下げてご紹介します! お楽しみに。 ぜひradikoのタイムフリー機能でお楽しみください。  また、この内容はYouTube・ポッドキャストでも配信しています。  ■ Podcast   ■ YouTube    ■ Twitter  ←次回ゲストをお知らせしています *******  発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/)  放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部  福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz       パーソナリティ:佐藤ともやす  放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30  ―Presented by:株式会社明治産業―

『祝!芸術選奨文部科学大臣賞受賞。道山さんに聞く〈新しさ〉の生まれるところ』(ゲスト:尺八演奏家 藤原道山さん)

4月4日の放送は、デビュー20周年を迎え、アルバムのリリース、そして福岡でのコンサートも決定している、尺八演奏の藤原道山さんをお迎えしました。 --------- この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、 「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  --------- 福岡にお越しの時にいつもお時間をいただいています、藤原道山さんは、番組 2 回目のご出演です。 今回は、コロナ禍において『今』どうなのか、道山さんの環境の変化などお聞きしました。   舞台に立たないという 3 か月間もの期間、リモートのための曲を作ってもらって演奏したり、何人もで演奏していたものを一人で多重録音したりすることで、”やり方次第で新たなこともできるのだ”ということに気づいたそうです。   ―道山さん  時間がなくてできなかったことに挑戦できたし、時間があっても「これはやらないんだな」ということにも気づきました ( 笑 ) 読まない本は、時間があっても読まないんだとわかって処分できたし、いろんな自分が見えてきて、整理をする時間になったかなと思います。 ―三好P  道山さんの中で見えてきて、手元に残ったもの、やり続けたことってなんでした? ―道山さん  新しいもので気になることもあったのですが、どちらかというと【深める】ほうを、今はやっていきたいんだなと感じました。 放送では、藤原道山さんの曲をご紹介しています。 藤原道山 デビュー20周年を記念したアルバム「雙 -SO-」から *Bamboo Nest 作曲: 国府 弘子   *あさふる 作曲: 武部 聡志   *曙光 作曲: 藤原 道山   *Stillness and Motion 作曲: Keiko 舞台に立ったときの喜びが、より大きくなりましたとおっしゃる道山さん、 このたび、令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞を受賞されました。 この内容はYouTube・ポッドキャストで配信しています。 ぜひ、放送をお聴きください!