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3月, 2020の投稿を表示しています

人と世代をカルチャーでMIXする(福岡PARCO/スーパースピンズ 中川将馬さん)

3月29日の放送は、福岡の地で19 年。若者を中心に愛されるショップ 『SUPER SPINNS』 の中川将馬さんをお招きして、新たなユースカルチャーについてお話しを聞きます。 『SUPER SPINNS』 、単なる古着屋では、ありませんよ! +++++ この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、 「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  +++++ 「福岡ストリートカルチャー第1弾!」2020年春、天神コアから、福岡パルコへ移転オープンした『スーパースピンズ』のエリアスーパーバイザーを務めつつ、コンセプトショップ 森 (USEDを拡張する進化型古着屋"森”)で、 さまざまなアーティストの展示イベントやショップのポップアップイベントを企画したりもしている中川さん。 「ATTITUDE MAKES STYLE」(主張がスタイルをつくる!)のコンセプトのように、ファッションを売ること以上に、自分たちの主張を大切にし、ファッション以外のものもお客さんに発信していくために、ライブイベント、展示などをやっていると言います。 ファッション、音楽、アートなどをスピンズ 風にミックスしてライフスタイルとして提案くれる存在の『スーパースピンズ』。 ポップカルチャーとリンクしていきながら、ギャラリースペース、リメイクスタジオ、バー、フォトブースなど、まさに拡張しているようです。 中川さんが、ファッションに興味を持つきっかけとなった、地元岡山の学生時代、やんちゃな先輩から受けたファッションの影響。 古着屋で働くことになった経緯などなど…… 中には、運命的な出会いもあったようですよ。 ファッションから受ける体験を提供する側でありたいと語る中川さんの感じる、近頃の福岡・大名周辺のファッションのムーブメントのお話し、 そして、今!中川さんが、注目している「人」、「お店」のこともお聞きしています。 (三好Pも、もちろん語っています。) ぜひ放送をお聞きください♪ radiko のタイムフリー機能

アートとスタートアップ(福岡市スタートアップカフェ 矢野裕子さん)

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3月22日の放送は、福岡・大名小学校跡、 福岡市スタートアップカフェ の、矢野裕子さんをお招きして、 スタートアップカフェってどんなところ? をはじめとする、街と文化とスタートアップをテーマにお話しを伺います。 +++++ この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、 「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  +++++ 福岡市中央区、旧大名小学校跡をリノベーションした起業を支援する施設『スタートアップカフェ』から、矢野裕子さんにお話しを伺いました。 ⩗ スタートアップカフェってどんな施設? ⩗ 矢野さんのお仕事は?そこでどんなことをしているの? ⩗ 矢野さんが、スタートアップカフェの仕事をするようになったきっかけ ⩗ ビジネスとアートの融合 ―スタートアップカフェとアートがつながった瞬間? ⩗ 『自分が知りたい!聞きたい情報は、みんなもきっと聞きたいハズ!』から生まれるおもしろいプロジェクト。 他にも、これからの福岡のまち創り、そこに必要なアートについてのトークと、会場を巻き込んだディスカッション形式の イベント や、スタートアップカフェを使ったアートの展示会。 ワインを飲みながら絵を描く、「Artbar(アートバー)」との出会いなどのお話しもお聞きしました。 アートを事業や業務に取り入れたいビジネスマンの方、アートによるまち創りや地域活性を考えている方、新たな活躍の場を探すアーティストの方々が、イベントを通じて出会う。 起業する準備や相談ができる場所の『スタートアップカフェ』ですが、いろんなモノ、ヒトとがつながるハブのような空間、そんな存在になっていったのは、矢野さんの働きだということを感じるお話しでした。 ぜひradikoのタイムフリー機能でお楽しみください。 また、この内容は YouTube ・ ポッドキャスト でも配信しています。 *******   発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/) 

インドアOCOVスタッフがレコメンド!室内エンタメ特集

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★★★★★ この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 ★★★★★  今週は、久しぶりのOCOVスタッフ3人でお送りする『室内エンタメ特集!』 新型ウイルスの影響で、臨時休館になっている施設も多く、展覧会も中止や延期で取材にも行けず、ご紹介をしても、皆様に足を運んでいただけない状況…… そんな中、今回は、別のアングルから皆さんに文化を楽しんでいただけるような情報をお届けしようと『特別回』をお届けします! インドアスタッフたちが、今だからこそ!自宅でも楽しめるエンタメ情報をしゃべり倒します! 野村ディレクターからは、 長崎県美術館 、 JOJO展 (荒木飛呂彦原画展)に行った感想から。 年明けの放送でも 「見るべき展覧会」 として番組でもご紹介した展覧会です。 長崎県美術館、開いているんですね。 ―野村D あれを見てつくづく、現時点ではポップカルチャーであるものが、きっと100年後くらいには、海外などでも、話題になる『アート』という存在になっているんだろうなと感じさせられました。 ―三好P 僕もそれは、よく感じることで、それを1番感じたのはビヨンセなんです。 ビヨンセのアルバムは、もうすごいんです! あるタイミングから、ビジュアルアルバムという形で映像作品として、同時にリリースしているんですね。   (Amazonより) ビヨンセ 『Lemonade』日本盤(CD+DVD) 2016年7月6日(水)発売 価格:3,564円(税込) 今、見ている、聞いているものが、50年後、100年後、数千年後にすごいカルチャーになっているよね!きっと! という話で盛り上がりました。 ―野村D 音楽で言うと、たくさんのアーティストが、それを代表するようなアルバムを、今年の前半で出す予定になっているんです。2020年は音楽業界において、大豊作の年になるんです。 という事は「フェスがあればね……」と言う話にな

奥深き日本茶とお酒の世界(ジャパニーズサロン雫)

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3月8日の放送は、福岡・大名にある茶酒のお店 「ジャパニーズサロン雫」 より、バーテンダーの高橋宏明さんに、日本茶のお酒”茶酒”の奥深さについて、お話しいただきます。 番組DJともやすさんの「教えたいけど、教えたくない」お店情報の解禁です! ------- この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ------- お茶に魅せられたバーテンダー高橋さん。 関東から福岡に拠点を移し、福岡県八女のお茶に出会います。 お茶の旨味を大切する八女茶は、これまで高橋さんが飲んでいた、苦味や渋みを感じるタイプとは違ったと言います。 そこから、お湯の温度、入れ方でお茶の成分や旨味の出方が違ってくることなど、お茶の奥深さに惹きつけられていったのが、現在の”茶酒”が生まれるきっかけだそうです。 前半では、そのお茶の種類や栽培方法などについて、教えていただきました。 例えば、高級茶葉として有名な玉露の栽培がいかに大変か。 日光があたるとカテキンが増え、これが渋みの原因となるので、玉露の原料となる茶葉は、収穫の前に日光を遮るようにし、旨味成分だけを増やすんだそうです。 だから、高級になるんですね。 そして、いよいよ茶葉からお酒にする工程について伺います。 **** ―ともやす お茶っぱの栽培法などについて、お聞きしてきましたが、バーテンダーの高橋さんが、お茶とお酒を組み合わせていった流れを教えていただけますか。 ―高橋宏明さん(以下高橋)福岡に来たとき最初に、抹茶があることを知って、カクテルに抹茶を使ってみようかな、というくらいの軽い気持ちでした。 ただ生産者の方々の声を聞いて、関わっていくにつれ、そんな簡単なことではないなと思い始めました。 この生産者の方々の顔や、努力を味に乗せるカクテルに仕上げなければいけない。 ただお茶を使ったカクテルを出したのでは、生産者の人たちが飲んだときに「お茶の味がしない、私が作ったお茶の味

ルネ・ユイグのまなざし「フランス絵画の精華」(九州国立博物館)後半

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3月1日は先週に続き、 九州国立博物館で開催中 『ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華』を お届けします! ……が、只今、 現在新型コロナウイルス感染症拡大防止のため 九州国立博物館 は 臨時休館中 です。 一日も早い収束を願うばかりです。 ------- この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、 「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ------- 先週、フランス絵画の、17世紀の古典主義から18世紀のロココ、 19世紀の新古典主義、ロマン主義を経て、印象派誕生にいたるまでの流れをたどる展覧会、 『ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華』を第2章まで、任研究員の臺信祐爾さんに解説・ご紹介いただきました。 さて、今週は、【第3章】絶対王政に終止符を打つ、フランス革命から印象派誕生前夜までと、【第4章】のデッサンをご紹介します。 17世紀の古典主義美術と、18世紀半ばのポンペイ遺跡などの発掘をきっかけとする古代美術への関心から、「 新古典主義美術」が生まれたと言われています。 その中の代表例、 ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル が描いた絵画には、精密な写実性とともに曲線が生み出すデフォルメが共存しています。 ―九州国立博物館 特任研究員の臺信(だいのぶ)さん(以下、臺信)  アングルの裸体画《グランド・オダリスク》、裸の女性が長椅子に寝そべっている姿を背中側から見た絵が有名なんですけれども、よく悪口として、「こんなに脊椎が長い人間んがいるわけない」と言われるという 有名な話があります。 それと、同様に今回来ている肖像画、《オルレアン公フェルディナン=フィリップ、風景の前で》をご覧いただいたと思いますが……。 とてもきれいな、素晴らしい絵なんですが、改めてよく見ると、こんなに腕や首が長い人が現実にはいないだろうと思われます。 でも全体として見ると、調和が取れていて、とても美しい。彼の美意識の中では、解剖学的な正確さには興