奥深き日本茶とお酒の世界(ジャパニーズサロン雫)
3月8日の放送は、福岡・大名にある茶酒のお店「ジャパニーズサロン雫」より、バーテンダーの高橋宏明さんに、日本茶のお酒”茶酒”の奥深さについて、お話しいただきます。
番組DJともやすさんの「教えたいけど、教えたくない」お店情報の解禁です!
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この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。
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お茶に魅せられたバーテンダー高橋さん。
関東から福岡に拠点を移し、福岡県八女のお茶に出会います。
お茶の旨味を大切する八女茶は、これまで高橋さんが飲んでいた、苦味や渋みを感じるタイプとは違ったと言います。
そこから、お湯の温度、入れ方でお茶の成分や旨味の出方が違ってくることなど、お茶の奥深さに惹きつけられていったのが、現在の”茶酒”が生まれるきっかけだそうです。
前半では、そのお茶の種類や栽培方法などについて、教えていただきました。
例えば、高級茶葉として有名な玉露の栽培がいかに大変か。
日光があたるとカテキンが増え、これが渋みの原因となるので、玉露の原料となる茶葉は、収穫の前に日光を遮るようにし、旨味成分だけを増やすんだそうです。
だから、高級になるんですね。
そして、いよいよ茶葉からお酒にする工程について伺います。
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―ともやす お茶っぱの栽培法などについて、お聞きしてきましたが、バーテンダーの高橋さんが、お茶とお酒を組み合わせていった流れを教えていただけますか。
―高橋宏明さん(以下高橋)福岡に来たとき最初に、抹茶があることを知って、カクテルに抹茶を使ってみようかな、というくらいの軽い気持ちでした。
ただ生産者の方々の声を聞いて、関わっていくにつれ、そんな簡単なことではないなと思い始めました。
この生産者の方々の顔や、努力を味に乗せるカクテルに仕上げなければいけない。
ただお茶を使ったカクテルを出したのでは、生産者の人たちが飲んだときに「お茶の味がしない、私が作ったお茶の味の良いところが出ていない」と感じるのではないか、と思い、やるなら本格的に研究をして、生産者の顔が見える、生産者の方が誇りに思える、茶酒にしなければならないと……どんどんお茶の世界に入っていきました。
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お店にある一見しただけでは、なんの機械か分からない抽出機で、独自の方法で抽出し、
試作に試作を重ね、色は透明だけど、お茶の香りをしっかりとじ込めた茶酒を生み出しています。
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―ともやす メニューがたくさんありまして、煎茶、抹茶、焙じ茶、玄米茶、玉露と大きく分けられていて、その中にいろいろな組み合わせがあります。
このメニューができるまでにも、かなりの研究があったんだろうということが分かりますね。随分飲んだでしょう?
―高橋 いろいろと試してたくさん飲みました。繊細なので一品を生み出すのに時間がかかるんです。
―三好P メニューが多彩で、見ているだけで想像が膨らみ、ワクワクする。全部試してみたくなります!
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「煎茶スパークリング」、「2019八女新茶ジントニック」、「玄米茶 竹炭ソルティードッグ」「焙じ茶×レモングラス モヒート」、など、どんな味がなかなか想像がつきにくい名前が並びます。
※茶酒メニュー
今では、お茶の生産者の方もお店に来られるようで、茶葉の提供のお話しもあるそうです。
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―高橋 皆さん、日本茶は”お茶として飲む”と言う固定観念があるので、お茶をしっかり感じるお酒になっていることに、びっくりされるし感動もしてもらえます。
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他では飲めない茶酒がある「ジャパニーズサロン雫」で、どんどん新しい商品をクリエイティブに作っていきたいという高橋さん。
今は、八女を中心に九州のお茶で作っていますが、今後は全国のお茶で生産者の顔が見える茶酒を作っていきたいそうです。
また、「洋」のテイストを入れた、もともと向こうにある素材と日本茶とを組み合わせて、海外の方により日本茶を知ってもらえる逸品も検討中だとか。
ぜひradikoのタイムフリー機能でお楽しみください。
また、この内容はYouTubeでも配信しています。
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発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/)
放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部
福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz
パーソナリティ:佐藤ともやす
放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30
番組DJともやすさんの「教えたいけど、教えたくない」お店情報の解禁です!
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この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。
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お茶に魅せられたバーテンダー高橋さん。
関東から福岡に拠点を移し、福岡県八女のお茶に出会います。
お茶の旨味を大切する八女茶は、これまで高橋さんが飲んでいた、苦味や渋みを感じるタイプとは違ったと言います。
そこから、お湯の温度、入れ方でお茶の成分や旨味の出方が違ってくることなど、お茶の奥深さに惹きつけられていったのが、現在の”茶酒”が生まれるきっかけだそうです。
前半では、そのお茶の種類や栽培方法などについて、教えていただきました。
例えば、高級茶葉として有名な玉露の栽培がいかに大変か。
日光があたるとカテキンが増え、これが渋みの原因となるので、玉露の原料となる茶葉は、収穫の前に日光を遮るようにし、旨味成分だけを増やすんだそうです。
だから、高級になるんですね。
そして、いよいよ茶葉からお酒にする工程について伺います。
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―ともやす お茶っぱの栽培法などについて、お聞きしてきましたが、バーテンダーの高橋さんが、お茶とお酒を組み合わせていった流れを教えていただけますか。
―高橋宏明さん(以下高橋)福岡に来たとき最初に、抹茶があることを知って、カクテルに抹茶を使ってみようかな、というくらいの軽い気持ちでした。
ただ生産者の方々の声を聞いて、関わっていくにつれ、そんな簡単なことではないなと思い始めました。
この生産者の方々の顔や、努力を味に乗せるカクテルに仕上げなければいけない。
ただお茶を使ったカクテルを出したのでは、生産者の人たちが飲んだときに「お茶の味がしない、私が作ったお茶の味の良いところが出ていない」と感じるのではないか、と思い、やるなら本格的に研究をして、生産者の顔が見える、生産者の方が誇りに思える、茶酒にしなければならないと……どんどんお茶の世界に入っていきました。
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お店にある一見しただけでは、なんの機械か分からない抽出機で、独自の方法で抽出し、
試作に試作を重ね、色は透明だけど、お茶の香りをしっかりとじ込めた茶酒を生み出しています。
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―ともやす メニューがたくさんありまして、煎茶、抹茶、焙じ茶、玄米茶、玉露と大きく分けられていて、その中にいろいろな組み合わせがあります。
このメニューができるまでにも、かなりの研究があったんだろうということが分かりますね。随分飲んだでしょう?
―高橋 いろいろと試してたくさん飲みました。繊細なので一品を生み出すのに時間がかかるんです。
―三好P メニューが多彩で、見ているだけで想像が膨らみ、ワクワクする。全部試してみたくなります!
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「煎茶スパークリング」、「2019八女新茶ジントニック」、「玄米茶 竹炭ソルティードッグ」「焙じ茶×レモングラス モヒート」、など、どんな味がなかなか想像がつきにくい名前が並びます。
※茶酒メニュー
今では、お茶の生産者の方もお店に来られるようで、茶葉の提供のお話しもあるそうです。
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―高橋 皆さん、日本茶は”お茶として飲む”と言う固定観念があるので、お茶をしっかり感じるお酒になっていることに、びっくりされるし感動もしてもらえます。
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他では飲めない茶酒がある「ジャパニーズサロン雫」で、どんどん新しい商品をクリエイティブに作っていきたいという高橋さん。
今は、八女を中心に九州のお茶で作っていますが、今後は全国のお茶で生産者の顔が見える茶酒を作っていきたいそうです。
また、「洋」のテイストを入れた、もともと向こうにある素材と日本茶とを組み合わせて、海外の方により日本茶を知ってもらえる逸品も検討中だとか。
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また、この内容はYouTubeでも配信しています。
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