文具&雑貨カルチャー(ゲスト:(株)ハイタイド広報尼田真理子さん)

7月12日(日)は、手帳をはじめとした、文具・雑貨メーカーである、福岡の株式会社ハイタイドから、広報の尼田真理子さんをお迎えしてお届けします。

---------
この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、
「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! 
カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 

あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 
---------



雑貨カルチャーはこの番組では初めて!
雑貨・文具って、”カルチャー”ととても密接したものではないか!?という思い立ち、福岡ではおしゃれで有名な、ハイタイドの広報、尼田さんに、アレコレお聞きします。

入社前から、身の回りのあれもこれもハイタイドの商品だった……というのが、後からわかり、実はずっとハイタイド・ファンだったんだなという尼田さん。
福岡・白金の店舗、ハイタイドストアでは、自社ブランドの文房具の他、こだわりのドリンク、軽食も提供、毎月の様々なイベントなど、自由な展開をしていると言います。


ロサンゼルスにも出店していますが、品質がよくリーズナブルというといことで、直営店ではないものの、ヨーロッパ、アジアでも販売されているそうです。
日本の商品をそのまま販売しているので、手帳など、日本の祝日がそのまま載っているそうですよ。

身近な存在の文房具ですが、使うたび、目に入るたびに、ちょっとうれしい気持ちになるような、そんなアイテムを作るようにしているそうです。

近年、スマートフォンが一般化し、”手帳に予定を書く”ということから、遠ざかっているよいうに感じますが、手帳の文化は今も続いているということ。
未来の予定を書くという使い方だけではなく、記録を残す(献立や勉強、体調など)という使い方をしている人もいるそうです。

ハイタイドでは、使い方、時代に合わせて、新しいフォーマットの手帳を作ったり、SNS上で新しい使い方をしているユーザーさんを知り、それを商品開発に生かしたりもしているそうです。


他にも、ロングセラー商品や、宇美八幡宮の中の和菓子屋「季のせ(ときのせ)」とコラボした「たびもなか」などについてご紹介いただきました。
「たびもなか」、美味しいのはもちろん、旅で食べることを想定したおしゃれさで、新しい福岡のお土産として人気になりそうです。


後半では、今まさに気になるエコバッグ!
ハイタイドの商品からいくつかご紹介いただきました。
イチオシの「ショッパー」は、便利さとおしゃれさを兼ね備えた、エコバッグですが、ありそうでなかった機能があり、すぐ欲しくなりました!

他には、アウトドアシーンを想定して開発した
カーゴバッグ」、「スタッフバッグ」。こちらは、サイズ展開がたくさんあり、いろんなスタイルで使えそうです。
(リンク先の商品を見ながら放送を聞くと納得商品ばかりですよ)


「どれも、レジ袋の有料化に向けて、新たに作ったものではなく、数年前から存在している商品なんです。ハイタイドの商品は、この用途でしか使えませんという、限定した機能のものではないので、ユーザーの好きに使っていいように余白がある。新たな用途の提案もしやすい商品が多いんです。」と尼田さん。


シンプルに、誠実に、人々のニーズに応えているメーカーなんだなと感じました。
使う方も文化を使っていく。作り手だけでは成立しない、使う人達と一緒に、商品のタイトルが生まれていき、それが次のステージに上がっていく、文具・雑貨ってそういうものかもしれませんね。


ぜひ、radikoのタイムフリー機能でお聞きください。 
また、この内容はYouTubeポッドキャストでも配信しています。 
 
******* 
 発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/) 
放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部     
福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz      
パーソナリティ:佐藤ともやす        
放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30

このブログの人気の投稿

行ってみよう!美術館散歩《久留米市美術館編》(ゲスト:学芸員 佐々木奈美子さん)

「FACT/Fukuoka Art Culture Talk 」とは何だったのか最速事後レポート(ゲスト:中村弘峰さん)