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1月, 2022の投稿を表示しています

福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ『香港映画発展史探求』

1月30日の放送は、香港映画大特集! 福岡市総合図書館 映像ホールシネラにて現在開催中、特別企画『香港映画発展史探求』と、同施設のフィルム・アーカイブをご紹介します。 ===== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー情報番組、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。   あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えしています。  ===== 福岡市総合図書館の八尋義幸さんと、フィルム・アーキヴィストの松本圭二さんをお迎えして、お話を伺いました。 まず、なぜ、香港映画特集が行われているのか、この番組で繰り返しご紹介している 「福岡市総合図書館 映像ホールシネラ」 とは、どういう経緯で、なにをやっている施設なのか、 からお聞きしました。 福岡市総合図書館には、映画の保存施設、フィルムアーカイヴとして、映画フィルムを収集・保存し、調査・研究、国際交流を行う役割があります。それを一般の方に見ていただく場所としての映像ホールシネラです。映画関係だけの本、ポスターの展示などもあるそうです。 フィルムアーカイブの事業が始まったきっかけ、映画の保存を目的とする国際団体であるFIAF(国際フィルムアーカイヴ連盟)に加盟するまでのご苦労や、フィルム・アーキヴィストのお仕事など、お二人から詳しく教えていただきました。 上映プログラムを決めるまでのお話や、フィルム映像の保存に大切なメンテナンスなども教えていただきましたよ。 番組後半では、香港映画(ブルースリーだけじゃない!)について、日本映画との関係や発展の歴史などもお聞きしつつ、今回の『香港映画発展史探求』のラインナップ作品について、たっぷりご紹介いただきました。 ぜひ、お聞きなってから上映作品をチェックしてくださいね。  ※福岡市総合図書館映像ホール シネラ の上映スケジュールは こちら 放送後1週間は、radikoのタイムフリー機能でお楽しみいただけます。  また、この内容はYouTube・ポッドキャストでも配信しています。    ■Podcast     ■YouTube     ■Twitter  ←次回ゲストをお知らせしています   *

田部光子展「希望を捨てるわけにはいかない」(福岡市美術館 学芸員 正路佐知子さん)

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1月6日・12日は、お久しぶりの 福岡市美術館 から、現在開催中の 田部光子展「希望を捨てるわけにはいかない」 をご紹介しました。 ◆◆◆◆◆ 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ◆◆◆◆◆ ともやす   たった今観覧してきたのですが、まずはじめに、時間が足りなかった!そしてボディブローをくらったような、ひとつひとつの作品に撃たれたような衝撃を感じています! 三好P   強い作品群でしたね~。僕は、ひとつひとつの作品を見つめるたびに、大きな石の塊をドスンをくらっているような印象がありました。 正路さん   それは、初めて聞いた表現です! 田部光子さんの作品って、見る人に向けて、また社会に向けて、なにかを発しているというのは感じるんですが、私が受け取っているのは「ポジティブなエネルギー」なんです。 全ての作品が、外に向けられていると思うんです。 自画像がないでしょう!画家って自画像的なもの描くでしょう?内生的に自己を見つめて……というような。 ところが、田部さんの作品は、そのほとんどが、外に向けて問いかけたり、自分自身が思っていること伝えようとする、意志表明だったり、そういうエネルギーを発する美術だと感じています。 作品を見た直後の、それぞれのとらえ方についての話は尽きませんが、 改めて田部光子さんについて、担当学芸員の正路佐知子さんにご紹介いただきました。 田部光子さんは、この番組で幾度となくご紹介してきた、福岡の前衛美術集団「九州派」の主要メンバー。福岡の美術界だけでなく、女性たちをけん引してきた美術家です。 この展覧会は、田部さんご本人のご許可を得て、これまであまり紹介されることのなかった、1970-80年代を含む「九州派」時代から、現在までの活動を、作品と資料で伝えている展覧会です。 田部さんから、あなたは 『私の生き字引』 とまで言われた正路さんの、詳しい解説お聞きになってから、ぜひ、強いエネルギーを感じに、福岡市美術館へ足をお運びください。 田部

アートスペースはなぜあるの(IAF SHOP* 佐藤恵一さん)

1月9日の放送は、 IAF SHOP* の佐藤恵一さんをお迎えして、老舗のアートスペースであるIAFのお話を聞いてみました。 ■■■■■■■■■■ 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりしお伝えしています。 ■■■■■■■■■■  福岡で新しいアートスペースが増えている今、1970年代から形態を変えながらも活動を継続してきた福岡市・薬院にある IAF SHOP* 。お酒やコーヒーが飲めるバーと、ギャラリーを併設したアートスペースです。 始まりは1978年。欧米の現代アートをリアルタイムで学びたいという人達が集まり、学ぶ場所からスタートしたそうです。  *放送の中で、さとけい(佐藤恵一)さんが師匠と呼ぶ、IAFの創設者山野さんのことは こちら をどうぞ* のちにIAFは、福岡の伝説的なアートプロジェクトであるMuseum City Project FUKUOKAの事務局でもあり、アートにかかわるいろんな人が集まる場所となりました。そして、作品発表や交流の場として、2001年にオープンしたIAF SHOP*は、さらにさまざまな進化を遂げ、今を迎えています。 現代アートの作家、アートプロデューサー、ギャラリー、福岡のアートシーンの“現場”のお話、アートスペースがなぜあるのか、佐藤さんがなぜアートにかかわり続けられるのか、ぜひお聞きください。 radiko のタイムフリー機能でお楽しみいただけます。 また、この内容はYouTube・ポッドキャストでも配信しています。 ■Podcast   ■YouTube   ■Twitter  ←次回ゲストをお知らせしています ******* 発信局:LOVE FM( http://lovefm.co.jp/ ) 放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部  福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz      パーソナリティ:佐藤ともやす  放送日時:毎週日曜日 10:30

マニエリスムKPOP概論特集(KPOPトレンド研究所)

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1月2日。2022年最初の放送です。 本年もどうぞLOVE FM『明治産業 presents「OUR CULTURE, OUR VIEW」』をお楽しみください。 ■■■■■■■■ 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  アート・映画・音楽・伝統工芸まで、様々な切り口で文化を発信する、カルチャー情報番組です。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ■■■■■■■■ さて、マニエリスムKPOP概論特集ですが。 <マニエリスムとは……16世紀中頃から末にかけて見られる後期イタリア・ルネサンスの美術様式を指す。この名称は、イタリア語の「マニエラ(maniera)」に由来し、「手法」や「様式」を意味する> だそうですが、これがどうK-POPと関係するのか。 今週は、世界的に注目されるK-POPを『KPOPトレンド研究所』の所長、三好さんに解説いただきました。 三好さん、そう、当番組プロデューサーの三好氏です。 新年、最初の放送を飾ります。 人々がポップスと言われる音楽を聞くときに何を求めているのか。 韓国の国策としてしてのエンタメに対するエネルギー。 これまでのK-POP歴史、K-POPの面白いところについて、代表的なアーティスト、楽曲とともに具体例を交えて解説します! <aespa (에스파)「Savage」> <STAYC(스테이씨)「ASAP」> ともやすさん、三好Pの話を聞いて、改めて文化の楽しみ方を感じたそうです。 他の分野でもマニエリスム的なものがないか探しながら、本年も様々なテーマでお届けしていきます。 お楽しみに。 放送後1週間は、 radiko のタイムフリー機能でお楽しみいただけます。  また、この内容はYouTube・ポッドキャストでも配信しています。  ■ Podcast    ■ YouTube    ■ Twitter  ←次回ゲストをお知らせしています   *******  発信局: LOVE FM(http://lovefm.co.jp/)   放送エリア:福岡県全土、熊本、長