残すこと、新しくすること、都市の魅力を考える (水谷元建築都市設計室 水谷元さん)

3月27日(日)は、この番組ではおなじみの建築家、水谷元(はじめ)さんをお招きして、「残すこと、新しくすること、都市の魅力を考える」をお届けしました。

これまでの水谷さんのご出演回
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毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー情報番組 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 

あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまたパーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えしています。 
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設計のお仕事はもちろん、企画や執筆活動も積極的にされる水谷さん。
今回は、都市開発が目まぐるしく進む福岡の街(コロナ禍も重なり、いろんな視点からの都市の変化)を水谷さんの目線で紐解いていただきます。


三好P 「ここ最近の街の変化のスピードや、いろんなことに、みんなついていけてないと感じますが……」

水谷さん 「自分たちが過ごしてきた風景だったり、名建築と言われる建物が消えていくことだったりに、憂いを感じたり、不安を感じたりするんですが、建物というのは(以前もお話したんですが)生き物なので。
建築は、物理的な耐用数というのと、時代の変化に対して応えられないといけない。応えられなくなったら、社会から必要とされなくなるんです。」


水谷さん 「名建築が消えていくときの憂いではなく、利用者として普段から自分たちの中で街の理想を語れる、掲げる(思う)ことを習慣づける。これをシビックプライドというんですが、要は、普段から自分自身が関わって街を良くしていこうとする、問題意識を持つ、当事者の思いを持っている必要性があると感じますね」

以前のインタビューでも、建物(都市)の新陳代謝というお話をされていました。
残しながら改修していくヨーロッパと、壊して作る日本の建物に関する考え方の違いや、三好Pのノスタルジーや、環境、水谷さんが綴っているnoteからコロナ以降のライフスタイルまで、幅広くお聞きしました。
ぜひ、水谷さんのわかりやすい言葉で、どうぞ♪

放送後1週間は、radikoのタイムフリー機能でお楽しみいただけます。 

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発信局:LOVE FM
放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部  
福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz      
パーソナリティ:佐藤ともやす  
放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30 

 ―Presented by:株式会社明治産業

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