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SnC x annolab「窓がひらいている」・SnC 主催第 7 回公演 「Solos」(ゲスト|SnC代表 大島匡史朗さん・菅原 力さん)

11月28日の放送は、コンテンポラリーダンスの作品制作、舞台や講習会開催などを行う『 SnC 』代表 大島 匡史朗 さんと、公演の制作に携わる菅原 力さんにお話を伺いました。 SnC x anno lab「窓がひらいている」 と、 SnC 主催第 7 回公演 「Solos」 をご紹介します。 ========== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ========== 『 SnC 』代表の大島さんは、コンテンポラリーダンスのダンサーであり、舞台の企画制作にも携わる方。長くクラシックバレエをされていたそうですが、そのバレエを始めるきっかけが、あるTV番組がきっかけだったという……(笑)。 そこからスイスに留学、コンテンポラリーダンスに出会い。 放送では、コンテンポラリーダンスとは!?一体どんなものをいうのか、(誰にでもわかるように)世界で言われるコンテンポラリーダンスを解説いただいてます。 コンテンポラリーダンス― あまりにも幅が広く、なんでもありで、なにが起こるかわからない…… そもそも、ダンスとは何なのか。 聞けば聞くほど、もっと知りたくなるお話しでした。 そして、留学先から福岡に拠点を移し、コンテンポラリーダンスをやり始めたときには、ここ福岡では、まだコンテンポラリーダンスが浸透していなく、知っている人が少なかったと言います。これは、広めていくしかないと活動し始めたそうです。 そして、コロナ禍を経て現在。やりたいことが有り過ぎて、12月に二つをも公演が控えている大島さん。 ひとつは、 SnC x anno lab「窓がひらいている」 (2012.12/2-3)。 福岡ではお馴染みの anno lab とのデジタルアートのコラボ企画。 お話いただける範囲でご紹介いただきましたが、こちらはダンス作品というより、大島匡史朗とanno lab共同のアート作品の展示のような体験ができるそうです。 もうひとつは、 SnC 主催第 7 回公演 「Solos」...

八女の書店で店長になってわかったこと(ゲスト|『うなぎBOOKS』本間 悠さん)

11月21日の放送は、福岡八女に2021年9月オープン! 本を通して何ができるか考える本屋 『うなぎBOOKS』 から、店長の本間悠さんをお迎えしてお届けします。 ======= 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ======= 福岡・八女という、もの作りの豊かな文化を持つ土地で、「地域文化商社」とご自身たちがうたう「 うなぎの寝床 」が始めた 『うなぎBOOKS』 。  店長の本間さんをお招きしてお話しを伺いました。 9月17日オープン予定が、台風直撃で翌18日のオープンになり、 みんなから 「持ってるね」 と言われたという笑い話からはじまりました今回のインタビュー。 \臨時休業のお知らせ/ 久留米絣の織元さんを訪れた時、久留米絣の製作は天気に左右される。こればかりはどんなに技術が進歩しようと仕方がないとお話されたことが思い出されます……。 OPEN日、仕切り直しです。18日(土)12時開店です。お待ちしております!台風被害が最小限におさまりますように。 pic.twitter.com/VPK8emfWH7 — うなぎBOOKS@9/18satOPEN!! (@unagi_books) September 17, 2021 佐賀の書店で働いていた本間さんは、ご両親ともに本好きで、幼い頃からいろんな本が身の回りにあり、気が付いたら本好きになっていたと言います。 自分で買い始めた本の始まりは「りぼん」だったそうですが、その本間さんが、カリスマ書店員と呼ばれるになるまでのこと。 ご自身で、ドラマチックでもなんでもないとおっしゃいますが、 いち店員として入った書店で、次の日から仕入れる本を選んだり、店頭のレイアウトを担当したりした、当時のお話からお聞きしました。 おすすめの本を紹介するSNSも、最初書店には内緒でやっていたそうです。 そこから『 うなぎBOOKS 』の店長として、初めて書店を開くという経験をすることになり、 八女にあるべき本屋...

「We will sea」Sara Milio and Soh Souen(ゲスト|ソー・ソウエンさん「虚屯」濱門 慶太郎さん)

11月14日、日曜日の放送は、11月26日~12月5日に平尾のギャラリー 「虚屯(うろたむろ)」 で開催される、 パフォーマンス&展示「We will sea」 を特集します。 ========== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ========== 北九州を拠点に活動するアーティスト、 ソー・ソウエン (Soh Souen)さんと 「虚屯(うろたむろ)」 の濱門 慶太郎さんをお迎えしてお話を伺いました。 北九州出身・在住でありながら、全国のアートマーケットで活躍中のソーさん。 前半は、これまでの作品のお話。野球少年だったソーさんが、音楽、グラフィティ・アート、絵画とハイブリットな現代アートを経て、今の作品スタイルになるまでのお話しをお聞きしました。 そして、後半では、今回のパフォーマンス&展示「We will sea」のお話に。 「We will sea」は、 ソー・ソウエン(Soh Souen) さんと、アムステルダム在住のアーティスト、 サラ・ミリオ(Sara Milio) さんのパフォーマンスプロジェクトです。 約9,000 km離れた2人が、ズームやSkypeなどのWeb会議サービスを介し、身体の横に投影された身体画像を使用して行うパフォーマンス。 ライブウェブ接続で発生する「遅れ」などの現象を巻き込みながら、二人のアーティストの「分離」と「共有」を継続的に確認する試みです。 放送では、ソーさんと、サラさんの出会い、関係などもお聞きしました。 そして、ソーさんにこの企画を持ち込まれ、形にすることのサポートをされた、会場であるの虚屯の濱門さんにも、このパフォーマンスについて解説いただきました。 2021年の今だから、 「会う」って何だったんだろう 「身体」ってなんだったんだろう と、言葉で整理できないことを 「見て」「感じる」ことに大きな意義のある作品のようです。 お二人のお話を聞いて、作品をぜひ体験してください。 「We will s...

新たな映画プロジェクト【Asian Film Joint】 アノーチャ・スウィチャーゴーンポン特集上映

今週は、【Asian Film Joint】 第1回目、タイの女性監督アノーチャ・スウィチャーゴーンポン特集をご紹介しました。 ======== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ======== 今月開催される 【Asian Film Joint】 。これは、2021年3月31日に終了が宣言された、アジアフォーカス・福岡国際映画祭の映画資産を活用した新たな映画プロジェクトです。 実は何を隠そう、当番組プロデューサー三好剛平氏が手掛けるプロジェクトなのです。 アジアフォーカス・福岡国際映画祭は、1991年に誕生した“アジアとの国際交流”を打ち出す福岡市の事業のひとつ。30年間で、延べ39カ国・地域の映画作品3,152本を上映してきました。 これにより福岡に遺された映画資産を、自ら“この映画祭に多くを与えられてきた人間のひとり”と言う三好Pが、これまでの映画祭では実現しづらかった新しいアジア映画の流通や広がりにつながる動きにしたいと動き始めました。 その第1回目として、番組でも幾度となく名前が挙がってきたアノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督の特集上映が開催されます。 アノーチャ監督の特集をするいくつもの理由や、優れた映画と出会い、それを一人でも多くの人へ届けたいという、三好Pの熱い熱い思いを、どうぞ放送でお聞きください。 ★ご紹介した上映作品、スケジュールは こちら 放送後1週間は、 radiko のタイムフリー機能でお楽しみいただけます。  また、この内容はYouTube・ポッドキャストでも配信しています。  ■ Podcast    ■YouTube   ■Twitter  ←次回ゲストをお知らせしています   *******  発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/)  放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部...

ストーリー「バークリー卒業、レジェンドたちとの邂逅、 そしてコロナ禍のアメリカ」(ゲスト:浦秀朗さん)

10月31日の放送は、2回目のご出演、 浦秀朗 さん。  コロナ禍のアメリカ、その中でのバークリー卒業、レジェンドたちとの巡り会い、そしてデビューEPのことを伺いました。 ========== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ========== 2020年5月にアメリカ・バークリー音楽大学を卒業し、2021年1月にイギリスのレーベルからデビュー作をリリースした、九州出身のピアニスト 浦秀朗 さん。 前回は、 1年半ほど前 、福岡でのライブの際にご出演いただきました。 そして、すぐ授業のために、アメリカ・ボストンに帰られたそうですが…… コロナ禍の大変な時期をアメリカで過ごされました。 学校のクローズ、オンライン授業、ビザの問題。 演奏する場がなくなった今、卒業後はどうしようかというタイミングで…… これまでSNSに演奏を投稿したり、有名なアーティストや、レーベルにメッセージを送っていたことが実を結び、なんと!在学中にデビューが決まりました。 映画のようなストーリーを、他では聞けないご本人のフランクなおしゃべりでぜひお聞きください。 番組でお届けした曲は、こちら   HIDEAKI URA / 浦 秀朗(発売元:ubuntu music) 『Intersection after Illusion』 各種 ストリーミングサイト からダウンロードできます。 放送後1週間は、 radiko のタイムフリー機能でお楽しみいただけます。  また、この内容はYouTube・ポッドキャストでも配信しています。  ■ Podcast    ■ YouTube   ■ Twitter  ←次回ゲストをお知らせしています   *******  発信局:LOVE FM( http://lovefm.co.jp/ )  放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州...

フィリピンのアーティストによる写真プロジェクト『DIWATA(ディワータ)』(ゲスト:山内光枝さん/城野敬志さん)

10月24日の放送は、 art space tetra (アートスペース・テトラ)で開催中、フィリピン南部・ダバオを拠点に活動する3名のアーティストによる写真プロジェクト『DIWATA(ディワータ)』の展覧会をご紹介します。 ========== 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 ========== 冒頭、先週ご紹介した「 つなぎ町のアート・プロジェクト に行ってきました」というともやすさんの「よかった~」という感想から始まった今週は、 アートスペース・テトラで開催中の写真展 『DIWATA(ディワータ)』 をご紹介します。 フィリピン南部・ダバオを拠点に活動するアーティスト、ラム・ボテーロ、レンズ・ボテーロ、ナツ・ザンティーノの3名による写真プロジェクト『DIWATA(ディワータ)』の展覧会。 この写真展を企画された アーティストの山内光枝 さん、そして、会場としてサポートにあたられたart space tetra(アートスペース・テトラ)から城野敬志さんをお招きしました。 普段はアーティストとして活動されている山内さんが、この写真プロジェクトを日本で企画することになるまでのこと、3人のアーティストのこと、作品についてなどたっぷりお聞きしました。 ラム・ボテーロさんが日本で紹介されるのは今回が初めて出そう!! 10/30(土)には、ラム・ボテーロさんが主演、脚本、初監督を務めた短編映画『Pamalugu-In Limbo|パマルグ―忘却の果て、辺獄(リンボ)にて』が、 福岡インディペンデント映画祭 にて上映されます。 この作品が海外に出るのも初めて出そうです! そして城野さんからは、art space tetraがサポートすることになったきっかけや 『DIWATA(ディワータ)』 をきっかけに、今後のテトラのことなどお聞きしています。 『DIWATA(ディワータ)』 展 会場: art space tetra    会期:10月23日(土)~11...

熊本県・つなぎ町アートプロジェクト(ゲスト:つなぎ美術館主幹学芸員 楠本智郎さん)

10月17日(日)は、映画『MINAMATA-ミナマタ-』公開で再注目される、ユージン・スミスの写真展をはじめ、石牟礼道子の水俣文学に着想を得た、現代美術家・柳幸典による住民参加アートなど、熊本県津奈木町で開催中の「 アート・プログラム 」をご紹介しました。 ======== 日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。  ======== 熊本県南部に位置する人口約4500人津奈木町。津奈木町では、1984年よりアートによる町づくりが続いています。( 以前番組でもご紹介しました ) その拠点として開館した つなぎ美術館 開館20周年を記念して、この秋町の様々なスポットでアート・プログラムが開催されています。 つなぎ美術館、主幹学芸員の楠本智郎さんに、詳しくご紹介いただきました。 ひとつは、現代アーティスト柳幸典の住民参画型アート・プロジェクト「柳幸典つなぎプロジェクト」の成果展。水俣病の現実を世界に知らしめた石牟礼道子の文学から着想を得て制作された、大規模な屋外作品『石霊の森 (いしだまのもり) 』と、プロジェクトの3年間の歩みを紹介する企画展『柳幸典つなぎプロジェクト2019−2021』が美術館で同時開催中です。 また、ジョニー・デップがユージンを演じる映画『MINAMATA』の公開時期が重なり、映画をきっかけに注目が期待される『ユージン・スミスとアイリーン・スミスが見たMINAMATA』展は、1970年代に水俣病を取材し世界に伝えた米国人写真家、ユージン・スミスと、当時活動をともにしたアイリーン・スミスの写真展です。 アリゾナ大学クリエイティブ写真センター等の協力を得て、写真集「MINAMATA」の写真と、当時の地域の日常をとらえた貴重な初公開写真もアイリーン・スミス監修のもと新たにプリントし、展示されています。この写真展の準備も、コロナの影響で、それはそれはご苦労されたそうです。 他には、潮が引いたときだけ歩いて渡ることができる、無人島...