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福岡市美術館リニューアルオープン記念特集第4弾!「インカ・ショニバレCBE: Flower Power」学芸員解説編

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毎週、日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。   あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 3月最後の放送は、福岡市美術館リニューアルオープン記念特集第4弾! 福岡市美術館 オープニング記念展より、今回は「インカ・ショニバレCBE: Flower Power」学芸員解説編をお届けします。 日本で初めての個展となるインカ・ショニバレCBEというアーティストについて、そして展示作品について、担当学芸員の正路佐知子さんに解説いただきました。 「アフリカンプリント」と呼ばれる、鮮やかな色と柄を持つ布を使った作品が印象的なインカ・ショニバレCBE。 (CBE/Commander of the Order of the British Empire:大英帝国勲章の5つの階級のうち3番目のCommander-司令官の称号) ナイジェリアにルーツを持つ、英国を代表するアーティストです。 このアフリカンプリントの歴史や、アフリカとヨーロッパの商業の歴史、人の交わり。 なぜこれを使って表現しているのかなど、インカさんの言葉を交えてお話しいただきました。 今回、福岡市美術館での個展を記念して、桜をモチーフとした新作が登場! 日本で初の個展ということで、桜を選んで制作されたそうですよ。 その美しさと強いメッセージを感じる作品群に魅了されます。 -------------------------------------------------------------------- 絵画・映像・写真・造形アート、すべてが美しく引き込まれる、インカ・ショニバレCBEの世界。今回の展示は、ここ福岡でしか見られません。 桜舞い散る大濠公園を臨む、福岡市美術館で インカ・ショニバレの美しい世界をのぞいてみませんか。 福岡市美術館リニューアルオープン記念展「これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレCBE: Flower Power」 は、5月26日(日)まで開...

福岡市美術館リニューアルオープン記念特集第3弾!「これがわたちたちのリニューアル」トーク

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今週は、リニューアルオープン直後の福岡市美術館にお邪魔しました。 『福岡市美術館 リニューアルオープン記念:4週連続総力特集』第3弾!! 毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 今回のリニューアルに携わった、学芸員の岩永悦子さん、鬼本佳代子さん、 そして福岡市美術館“中の人”吉崎謙作さんに、休館中の動きや、リニューアル準備で大変だったことなど、普段あまり表には出ないことをお話しいただきました。 まず、3人それぞれ、今回の「リニューアル推しポイント」を語っていただきましたが…… ―中からも、外からも、大濠公園を行き交う人と近くなった、 より開かれた美術館になったこと。 公園側から直接入ることができる新しい出入口ができたという 建物の変化が、中で働く私たちの気持ちの変化にもつながりました。(岩永さん) ―生まれ変わったキッズスペース。出来上がるまで、長い長い道のりがありました。 安心、安全、しかも楽しく、そして実用的なスペースにするために譲れないポイントを練り練った結果、素敵な空間ができあがりました。(鬼本さん) あれ?学芸のお二人がコレクションや展示室のことをお話しにならない…… ではでは、美術館の“中の人”、吉崎さんは? ―異色の広報活動で、福岡マラソンでテントを立てて、 ダリのイラストのTシャツを着て、リニューアルのチラシを配ったりしました(笑)  美術館に日頃来ていないという方でも、缶バッチを渡すと喜んでくれたり…… 改めて、自分たちには当たり前のことでも、知られていないことが多く。 こういう方々にどう伝えいくかを常に考えさせられました。(吉崎さん) ―美術館には、作品の展示を見る来るだけではなく、アートスタジオや、ホールもあります。みなさんの施設ですから、もっと活用していただきたいです!(吉崎さん) クロージング期間中、外に美術館の体験を持っていく「アウトリーチ」の活動や、 他の美術館に貸し出していた...

福岡市美術館 リニューアルオープン記念展特集第2弾!「これがわたしたちのコレクション」

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毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! 「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 さて、先週に引き続き3月21日(木)にリニューアルオープンを控えた 『福岡市美術館 リニューアルオープン記念:4週連続総力特集』 第2弾!! 今週は、学芸員、近現代美術担当、山口洋三さん、 古美術担当、後藤恒さんのお二人をお迎えして、 福岡市美術館のコレクションについて分かりやすく教えていただきました。 黒田家の秘蔵の茶入れとして有名な「博多文琳」を始め、 少し見ただけではよくわからない、古美術作品についてのエピソードは、 聞けば聞くほど、そしてそれを踏まえ考え…… 見れば見るほど「なるほど!」 となります。 古美術に関しては、見ないとわからないもの、 知らないと見えてこないものとがあり、 ある程度の知識を持って見ると、 それが大事にされてきた理由が見えてくるそう。 そして、近現代美術では、みんな知ってる、 あのダリの作家としての話や、作品に描かれているもの話。 美術館の外にある草間弥生の南瓜がなぜ、福岡市美術館にあるのか。 直島の南瓜と福岡の南瓜の関係は!? そしていまや、絵の金額が注目されるバスキアなどなど…… 意外と知らない「わたしたちのコレクション」のエピソードを教えていただきました。 以前見たことがある作品も、少し情報を持ってから見ると、 また違うなにかが発見できますよ。 放送 を聴いてから、ぜひ足を運んでみてください。 番組はRadikoのタイムフリー機能でお楽しみください。 また、この内容はYouTubeでも配信しています。 ♬ 明治産業 presents「OUR CULTURE, OUR VIEW」 ✤ ✤ ✤ ✤ ✤ ✤ ✤ そして、引き続き、「これが私たちの理想の美術館」というテーマで みなさまからのメッセージをお待ちしております。 「美術館」にまつわるエピソードや 皆さんにとっての「理想の美術館」 どんなことでもOK! こんな美術館があったらいいな...

福岡市美術館リニューアルオープン記念 4週連続特集!!第1弾

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毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 みんな待ってた!『福岡市美術館 リニューアルオープン記念:4週連続総力特集』 約2年半、リニューアル工事のために閉館していた福岡市美術館。 3月21日のリニューアルオープンに向け、4週にわたりOCOVでは、 福岡市美術館のアレ・コレを掘り下げてお届けします! 第1回目は「福岡市美術館パスト&フューチャー」と題して、 副館長の中山喜一朗さんに、昭和の時代から今回のリニューアルに至るまでの 福岡市美術館 についてお話しを伺いました。 なぜ、福岡市美術館には、近現代美術作品と古美術作品と両方のコレクションが豊富にあるのか? 「え!」と驚くような寄贈品の数々や、あの有名な作品を購入した当時のお話し…… そして、新しく生まれ変わった施設は 「美術品なんて見なくても、大濠公園を散歩がてら、新しくできたカフェでお茶を飲んでゆっくりして……気軽に利用してよ!という施設に生まれ変わりました」 「情報コーナーで読書をしたり、レストランで食事をしたり、キッズスペースも充実しているので、いろんな使い方をみんなで見つけてください。」(中山さん) とはいえ、福岡市美術館には、誰もが知るスター作品がたくさん! 実はコレクション展示の入れ替えは、年に20回近くあるので、 いつ行っても、何度足を運んでも、楽しめるんですって♪ 大濠公園の桜咲くころ、3月21日のリニューアルオープンが待ち遠しいですね。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 次回、3月17日(日)の放送は、 いよいよ福岡の『わたしたち』のコレクションをご紹介します! サルバドール・ダリやジョアン・ミロ、アンディ・ウォーホル、そして 重要文化財を含む茶道具、仏教美術などなどをお二人の学芸員の方に 詳しく解説いただきます! [ともやすさんが指差すのは……]   放送内容は、ぜひ Radiko のタイムフリー機能で...

ミラクル エッシャー展/福岡アジア美術館

毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 3月3日ひな祭りの放送は、福岡アジア美術館で開催中 「 生誕120年 イスラエル博物館所蔵  ミラクル エッシャー展」 をご紹介します。 だまし絵で有名な 版画家、エッシャー 生誕120年を記念し 開催される展示が、 福岡にやってきました! 世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館から選りすぐりの約150点が揃いますが、普段展示されない「ここでしか見られない」作品の展示もあり! 作品の歴史や解説を知りたい方は、 展覧会ナビゲーター、 バカリズムさんの音声ガイドも 楽しみながら、 作品の中に入り込める体験型コンテンツ「ミラクルデジタルフィージョン」もあるので、見るだけではない面白さを体感できますよ。 そして番組後半は初のチャレンジ企画! 『エッシャー選曲』 作品、展示会に合うBGMを OCOV スタッフが1曲ずつ持ち寄って お届けしました♪ エッシャーを見た方も、これから見る方も なぜ、この曲を選んだのか…… それぞれのウ・ン・チ・クもふまえて 曲を聴いてイメージしてみてください。 【番組でお届けした曲】 1. Outkast /Prototype( Speakerboxxx: Love Below 2003年) 2. Alex Graham/Rocket Science (BRAND NEW   2007年) 3. Battles/ Atlas (Mirrored   2007年 ) ーーーーーーーーー 番組の模様は、 Radikoのタイムフリー機能 でお楽しみください。 また、この内容はYouTubeでも配信しています。   ♬ 明 治産業 presents「OUR CULTURE, OUR VIEW」 ✤ ✤ ✤ ✤ ✤ ✤ ✤   番組では、毎月テーマを掲げて、あなたのカルチャー体験や感...

田根 剛 未来の記憶 Archaeology of the FutureーImage & Imagination(ゲスト:三菱地所アルティアム/安田由佳子さん)

毎週日曜の朝にお届けする、 「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!  カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 2月24日(日)の放送は、三菱地所アルティアムで開催中、 フランスを拠点に世界で活躍する建築家、 「田根 剛  未来の記憶 Archaeology of the FutureーImage & Imagination」 。 三菱地所アルティアム、ディレクター安田由佳子さん をお迎えして、ご紹介いただきます。 東京オリンピックの招致に向けた新国立競技場コンペ最終選考に、「古墳スタジアム」が残ったことで記憶に新しい、若手日本人建築家、田根さんの西日本初となる個展。 田根さんのプロジェクトの中でのキーワード「考古学的リサーチ」とは!? 音楽家がチューニングするかのように、建築、デザインに取り組むチームで 意識をそろえるために、まずリサーチをする。 同じ感覚を共有して作業に取り組むために、 共通認識をそろえるための作業とはどんなものなのか。 作品の模型があるだけではなく、そこに至るまでの流れが分かる。 見れば見るほどおもしろい。 作品ができあがるまでの思考や流れがわかるような展覧会です。 ―  建築って大きければ大きいほど、自分との距離を感じるものですが、 田根さんの展示を見ると、 「これは、ここからきてるのか」 「こんな風に耕して、育てていくんだな~」 と、とてつもなく大きな建築が、身近に感じてきます。― と、安田さんは言います。 その場所が持っていた過去の記憶を掘り返して、 未来につないでいくものを作る。 近代建築の移り変わり、すたれいく様子を見る中で それよりももっと強い、ゆるぎないものを作り生み出す田根さんの建築を見たスタッフは、 ― グワンと時間と空間を行き来する…… ― その流れをギュッギュッギュッと…… ― 模型の上にボコンと置かれて 未だかつてない、擬音オンパレードになった今回の放...

「京都・醍醐寺―真言密教の宇宙―」(九州国立博物館 主任研究員 森實 久美子さん)その2

毎週日曜の朝にお届けする、 「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 📻  📻 📻 📻 📻 先週に引き続き、現在開催中の 「京都・醍醐寺―真言密教の宇宙―」 展を 九州国立博物館、主任研究員 森實 久美子(もりざねくみこ)さんをお招きしてご紹介します。 先週は、真言密教とは?醍醐寺とは?をわかりやすく解説いただき、 知ってから見た方が、ぐっと身近に感じられる展示会だと いうことがわかりました。▶先週の内容は こちら (YouTubeへリンク)   番組には、「前回の放送を聴いてから実際に行ってきました!」 というメッセージが多数寄せられ、嬉しい限りです(涙)。 今週は、展示してある個々の作品(あえて作品と呼ばせてもらいます) について、パーソナリティの質問にお答えいただきながら、 順番にご紹介。 深くて、広くて、難しい…… 密教の教えは、言葉だけでは伝わらないので、 絵や彫刻をもってイメージさせ、伝え拡げたという 空海とアートのつながりが分かる展覧会です。 歴史の教科書には載っていないような 当時のエピソードが見えるこの展覧会。 九州国立博物館 にて、3月24日まで開催中です。 番組の内容は、YouTubeでも配信しています。 ♬ 明治産業 presents「OUR CULTURE, OUR VIEW」  ぜひ、一度耳にして足を運んでみられては。 --------------------------- 「京都・醍醐寺―真言密教の宇宙―」 ■会 期:平成31年1月29日(火)〜 3月24日(日) ■休館日:月曜日 ただし2月11日(月・祝)は開館。2月12日(火)は休館 ■開館時間:日曜日・火曜〜木曜日 9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)       金曜日・土曜日【夜間開館】9時30分〜20時00分(入館は19時30分まで) ■観覧料:一般 1,...