「NAO TATSUMI SOLO EXHIBITION “He saw , She saw”」(ゲスト:アーティスト 辰巳菜穂さん)

春吉のTAGSTAで開催中「NAO TATSUMI SOLO EXHIBITION “He saw , She saw”」のアーティスト辰巳菜穂さんをお迎えしてお届けしました。
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毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! 
カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。
 
あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 
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TAGSTAの橋口さんは、この番組第3回目のゲストで出演いただきました!(懐かしい)
そのTAGSTAで開催中の「NAO TATSUMI SOLO EXHIBITION “He saw , She saw”」Googleストリートビューで世界中を“旅して”、独自の色彩と感覚でとらえた風景を描く「Street View Journey」シリーズを展開する辰巳菜穂さんですが……。

―三好P  この展覧会が、旅ってなんだっけ?景色を描くってなんなんだっけ?
という本質的な部分にタッチしているように感じて、とてもよかったんです。
そこで、急遽、辰巳さんにお願いしてインタビューが実現しました。

展覧会の紹介は後半に、まずは、辰巳さんがアーティストを目指すことになったきっかけからじっくり伺いました。
「なにかを作る仕事がしたい」→「絵を描くって楽しいな」→絵で表現することに行きついたそうですが、
Googleストリートビューで外国の風景を描くようになったきっかけは、ご自身が方向音痴だったからだそう。今、このコロナ禍で海外に行けないから……ということがきっかけでは全くないそうです(笑)
そのいきさつは、放送をお聴きください。


―辰巳さん  外国の風景を描きたいなと思ったとき、お手本になる資料(写真など)が必要だったんですけど、それはどれも誰かが切り取った風景なんですね。誰かの視点、誰かの意図が入った風景なんです。それを真似て描いても意味がないわけで。
それに比べて、ストリートビューというのは、誰の意図も入っていない。
ただ機械が収集した情報のような風景を、世界中から見つけられるとういのが、新鮮な気がして。
自分がその情報の世界のどんな景色をどう切り取るのか、それが作品として面白いと思ったんです。


描き始めるまでのことをはじめ、作品が出来上がるまでの裏話や、最近新たに挑戦している作品のことなど、たっぷりお聞きしました。
(ストリートビューの中にいる人だけを切り取った、《解像度の低い人たちシリーズ》おもしろそうです)
そして、今回の「NAO TATSUMI SOLO EXHIBITION “He saw , She saw”」展示作品のことを紹介いただきました。

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NAO TATSUMI
SOLO EXHIBITION
“He saw , She saw”


日 程 :2021.08.26(木) ~ 2021.09.06(月)
会 場 :TAGSTÅ GALLERY
時 間 :7:00 ~ 20:00 会期中無休
入場料 :無料
<TAGSTÅ GALLERYイベントページより>



明日までです!ぜひ、足を運んでみてください。

放送後1週間は、radikoのタイムフリー機能でお楽しみいただけます。 
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発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/) 
放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部  
福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz      
パーソナリティ:佐藤ともやす  
放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30 

―Presented by:株式会社明治産業

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