「コレクティブと考える―パンデミック以降の地域文化活動(アート)の可能性」(ゲスト:九州芸文館 羽鳥悠樹さん)

9月12日と19日は、九州芸文館の羽鳥悠樹さんをお招きして、以前番組でもご紹介した、「コレクティブと考える―パンデミック以降の地域文化活動の可能性」コレクティヴちっごのその後に迫ります。

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毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 
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地域文化活動に【アート】というふりがながあるのですが、
改めてご紹介すると、インドネシアの”コレクティブ”といういろんなジャンルの人たちが集まって活動する協同隊の方々をお招きして、講義スタイルで行うオンライントークと、
それを筑後の人たちが生徒となり、そこから学んだことを、今度は自分たちがコレティブとしてやるノウハウを見つけていく。学んで実装する。これが「コレクティヴちっご」です。

番組では、5月に1度、羽鳥さんをお招きしてこの取り組みについてご紹介しました。
そして、今回このオンライントークの全9回が終了し、実際ここで一体なにが起きているのか!?詳しくお聞きしました。

”コレクティブ”とは、一体なんなのか……
オンライントークの中でも、「コレクティヴちっご」の中でも、何度もテーマとしてあがったそうですが、羽鳥さんが一番心に残っている参加者の方の言葉は
「”コレクティブ”ってやさしいってことでしょ」
―羽鳥さん  人に優しい。簡単に誰でも参加できるという意味の易しい。ずっといないといけないわけでもなく、しがらみもなく。そんな中で人が集まり動いてく、それが、”コレクティブ”という名前で動いている協同隊なんではないかなというのが、9回を通して自分の中に生まれた考えです。

期間途中での緊急事態宣言。実際に集まって行う予定だったものがオンラインになり、その後解除され、ようやく実際に顔を合わせてやったときには、オフラインとオンラインの違いを改めて実感することになったそうです。

―羽鳥さん  オンラインの中に新しい”コレクティブ”が生まれるのか。今までに戻るのでもなく、折衷するのでもなく。オンラインの中に新しいなにかをさぐっていかなければいけないのではないかということが、企画全体とした大きなテーマになりました。


番組の中では、9回のオンライントークの内容を解説いただきました。
こちらからご覧いただけます。
また、オンライントークのアーカイブもご覧いただけます。
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放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部  
福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz      
パーソナリティ:佐藤ともやす  
放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30 


 ―Presented by:株式会社明治産業

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