世界で注目される印刷技術リソグラフ(ゲスト:linde-cartonnage瀬口賢一さん)
8月15日は、linde-cartonnageの瀬口賢一さんをお迎えして、世界で注目される印刷技術リソグラフについて伺いました。
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毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!
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カルチャー、アートプログラム、
明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。
あなたの暮らしを豊かにするヒントを、
オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、
はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。
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福岡市大手門にある手紙にまつわるものをテーマにしたユニークなコンセプトショップ『linde-cartonnage』。お手紙の専門店です。
前半は、デジタルが定着すれば、するほど手書きの良さ・魅力に気づかされていく。紙・インク”などから紙に書く”ことの魅力をご紹介いただきました。
―ともやす リスナーさんからたまにFAXをいただくんですが、手書きの文字を見てその人の人柄を感じられたりして嬉しいんです。
―三好P やはり、お客さんは少し年齢層が高めですか?
―瀬口さん メインのお客さんの層は、手書きに慣れ親しんだ、ノスタルジーを感じていらっしゃる方なんですが、最近は若い人が作っている万年筆とか、自分の洋服を選ぶように使えるものも増えてきたので、若い世代にも購入いただいています。
それに世界中のいろんなインクの中から、中に入れるインクで変わる楽しみを伝えていってます。そこが中々難しいのですが……。
日本では、黒が一般的なインクの色のイメージですが、世界基準のスタンダードはブルーだそうです。その理由は……(ぜひ放送お聴きください)
今、お店では、活版印刷とリソグラフができる環境だそうが、後半では、そのリソグラフの仕組み、歴史、その無限の魅力を深く教えていただきました。
そして、最後にイベントのご紹介を。
瀬口さんを中心に開催されるアートブック展覧会《NEWGRAPHY》は、国内外の作家や出版社をはじめ、福岡の街をベースに活動するアーティストやクリエーターらが手がける創作物を「本(=アートブック)」という共通テーマで募る福岡発のアートブックイベントだそう。メイン会場の福岡市美術館の他、市内に設置されるサテライト会場は、感度の高いオシャレ会場ばかり。アートブックを主体に構成される空間を、街を回遊しながら楽しめますよ。現在出展される方を募集中です!!