新春 俺にもそれを語らせろSP!2020年のベスト映画

今週は、我らが三好Pの「新春 俺にもそれを語らせろSP!2020年のベスト映画」をお届けしました。
番組を長くお聞きいただいている方には、ご存知の方の多いかもしれませんが、プロデューサー三好は、若き頃から映画を見てはメモを取り、毎年のように『俺アカデミー賞』を発表し、インターネットが発達してからは、それを発信している人なのです。

この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、
「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 
明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。  

あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。 

・・・・・
―三好P 2020年は、表面的には女性監督のいい映画がドバドバっと出た年でした。
他には、コロナを受けて配信で映画を楽しむということが、加速度的に浸透し、新作という概念も映画館にかかることだけではなくなった。旧作の配信がスタートすることで、新たに世に流通することになるという、配信元年のような年でもありました。


―三好P みんな、前例がないことを決断しなければならない1年だったと思うんです。
何かを決断するにはエネルギーが要ります。
やらないという選択をした人も、もちろんいるわけです。
精一杯悩んで、精一杯選んだ年だったと思います。
その中で自分が下した決断を後押ししてくれるような、背中を押し、信じさせてくれるような、そんな映画が集まりました。
結果、紹介したい映画にはそんな作品が多くなりました、


一方で、SNSなどで目にする他人の前向きな決断に、自分とのあゆみの速度に違いを感じ、自分は人生を一歩も前に進められていない。そう悩み続けた人も多かったはずです。
そういう人に「大丈夫だよ」「その中でベストを尽くせばいいんだよ」というような、背中を押してくれるような映画も集まった気がします。


どれも「この世界は生き続けるに足る」と信じさせる力があります。
勇気を振り絞ってもう1回頑張ってみる。思っていた道筋とは違っても、歩みを止めず自分の在り処を求め続ける……そんな映画です。




=====
それでは!15本の【背中を押してくれる系の映画】の紹介です。



【2020年ベスト映画】
1. 「はちどり」
2. 「ソウルフル・ワールド」
3. 「フォードvsフェラーリ」
4. 「幸せへのまわり道」
5. 「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」
6. 「ハーフオブイット:面白いのはこれから」
7. 「のぼる小寺さん」「アルプススタンドのはしの方」
8. 「サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ-」
9. 「燃ゆる女の肖像」
10.「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」
11.「私をくいとめて」
12.「ディック・ジョンソンの死」
13.「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」
14.「フェアウェル」
(年間総鑑賞本数: 新旧作合計116本/うち新作60本)




先に『note』の投稿がアップされていますが、これを見た方から、
「どれも見ていない!」
「一つしか知らない!」
などの反響が多かったという通り、一癖も二癖もある作品ばかりです。
この後、すぐ配信で見られる作品もたくさんあります。
ぜひチェックしてみてくださいね♪



放送は、radikoのタイムフリー機能でお楽しみください。 
また、この内容はYouTubeポッドキャストでも配信しています。 

 *******
 
発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/) 
放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部     
福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz      
パーソナリティ:佐藤ともやす        
放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30

このブログの人気の投稿

アートディレクター齋藤さんが伝えたい、これからのアートのこと(ゲスト:sponge 齋藤一樹さん)

行ってみよう!美術館散歩《久留米市美術館編》(ゲスト:学芸員 佐々木奈美子さん)

文具&雑貨カルチャー(ゲスト:(株)ハイタイド広報尼田真理子さん)