「THE ART STATION@博多阪急8F: Kyushu New Arts」(ゲスト:画家 生島国宜さん)
この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、
「文化の楽しみ方」が
わかる、見つかる、共有できる!
カルチャー、アートプログラム、
明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。
あなたの暮らしを豊かにするヒントを、
オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、
はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。
先週は、7Fでの「九州派」の作家たちの展示についてご紹介しましたが、今日は、8Fの「Kyushu New Art」について、キュレーションをされた参加作家でもある、画家の生島国宜さんをお迎えしてお届けします。
まずは、画家生島国宜さんについて。
絵を描くことが、幼いころから好きだった生島さんが、東京の美大を出た後、福岡に戻ってきて、画家として活動していくようになったいきさつなどをお聞きしました。
福岡で美術作家をやることの難しさから、ギャラリストや大物の画家との縁など、福岡という土地ならではのことがあったようですよ。
(学生の頃に影響されたという、テレビ番組『ボブの絵画教室』の話は、みんなたどる道だと、大盛り上がりしていました笑)
《プロフィール》
生島国宜(1980-)は福岡を拠点に活動するアーティスト。
武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、2006年より本格的に活動を開始、個展・グループ展出展多数。2014年にはパリのディオールオフィスより直接オファーを受け、特別展「Esprit Dior」(東京)にてクリスチャン・ディオールの肖像画を手掛ける。その他、ライブペインティング、ダンスパフォーマンス、ミュージシャン・ダンサーとのコラボレーション等幅広く活動。
プロフィールの裏に隠れたエピソード、たっぷりお話しいただきました。
▼この記事に噂のクリスチャン・ディオールの肖像画の写真があります
(フィガロジャポン)https://madamefigaro.jp/fashion/news/post-2184.html
そんな生島さんが、今回の「Kyushu New Art」のコーディネートをすることになったのは、先週ご出演いただいたギャラリーモリタの森田さんの、思いと熱意に巻き込まれ、気がついたら、こうなっていた……とのこと。
やるのであれば、「九州派」(先週のパワーワード)の作家だけではなく、今現在活動している作家の展示もしたいと思い、作家仲間に手当たり次第、声をかけ始めたそうです。
今年は、コロナの影響で、どこも展覧会が実施されておらず、とはいえ作家は作品を制作しているということもあり、想定していた数を超える46組の作家さんの出展となりました。
作家さんの熱量も強いそうです!
―三好P 画家・生島さんにとっての「九州派」はどういう位置づけですか
―生島さん 現代美術の話でいうと、作品の背景、作家の背景って大事だと思うんです。それって簡単に言うと、『歴史』になるのかなと。その歴史を学ぼうとすると、当然自分の生きてる時代の歴史、少し前の歴史になる。福岡で美術の歴史を学ぼうとしたら、必ず「九州派」に行きあたります。「九州派」の作家は、必ず、押さえておくべき作家たちです。
個人的なことでいうと、実は、九州派の桜井孝身さんの作品が祖母の家にあったという笑
(その時のエピソードもなんとも、笑えます。)
番組内では、今回出展されている作家、作品の紹介もしていただきました。
ギリギリのご紹介になりましたが、この展覧会は今日の17:00まで。
この機会に、ぜひ足を運んでみてください。
ぜひradikoのタイムフリー機能でお楽しみください。
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放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30