アジアフォーカス福岡国際映画祭2020 (ゲスト:神保慶政監督)
この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、
「文化の楽しみ方」が
わかる、見つかる、共有できる!
カルチャー、アートプログラム、
明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。
あなたの暮らしを豊かにするヒントを、
オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、
はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。
さて今週は、9月20日~24日まで開催される、今年で30周年を迎える『アジアフォーカス・福岡国際映画祭』を特集しました!
映画祭のプログラムディレクターでもある、映画監督の神保慶政さんをお迎えして、お話を伺います。
なんと神保監督、映画監督としては、20代の後半から活動し始めたということです。
それまでは、秘境専門の旅行会社にお勤めで、2012年から映画学校で制作を学び、その翌年から監督としてのキャリアが始まったそうです。
2016年に福岡に移住してこられますが、福岡に住んでから、アジアの国々との合作で映画を撮ることが多くなったと言います。
アジアの新作や、話題作を上映する『アジアフォーカス・福岡国際映画祭』。今回は、なんと言っても、タイのアノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督の特集がおすすめ(三好P興奮)だと言います。
世界のアート・シネマを牽引する女性監督ですが、この映画祭にも過去二回参加されているそうです。
新作を含む、長編全3作と福岡のために自選した短編集が上映されます。
映画と言えば黙っていない三好Pイチオシの、知的かつ重層的アノーチャ監督の世界を
この機会にぜひ!
アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督から、話は同じタイのアノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督の作品に。中から『ブンミおじさんの森』『世紀の光』の2作品をご紹介。
その他には、ベンガルの詩人、 ラビンドラナート・タゴールが作った「タゴール・ソング」
と現代を生きる人々を描く音楽ドキュメンタリー『「タゴール・ソングス」』について興味深いエピソードを。
(これらの作品は福岡国際映画祭では上映されません)
そして、神保監督が編集を担当された『もったいないキッチン』などの話題に触れながら、”何気ない日常の中に映画的瞬間がある”ということについてお話いただきました。
詳しくは、ぜひPodcastにてお聴きください。→ 【LOVE FM Podcast】
日々の生活の中で「あ、映画みたいな」と思わせてくれるお話です!
最後に、『アジアフォーカス・福岡国際映画祭』から、今、福岡の街づくり(天神ビッグバンとか?)に携わっている人にぜひ見てほしい映画、カンボジア・フランスの合作『昨夜、あなたが微笑んでいた』を、三好Pからご紹介。
1963年に建てられた、493家族が暮らすプノンペンの象徴的な集合住宅「ホワイト・ビルディング」。ある都市の、ある場所のコミュニティが、生まれ、育まれていく時期から
いろんな歴史の中でだんだんと衰退していく。過去は解体され、そして未来が再構築されていく光景を、住民たちの最後の日々で綴るドキュメンタリー。
開発という名のもとに、生まれ、断絶され、消えてなくなっていく、それを見てほしい!と。
ラストに衝撃を受けるそうですよ。
ぜひradikoのタイムフリー機能でお楽しみください。
また、この内容はYouTubeでも配信しています。
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発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/)
放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部
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パーソナリティ:佐藤ともやす
放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30