相撲カルチャー初級入門!「大相撲展福岡 ~Oh ! SUMO EXHIBITION~/福岡県立美術館」

今週は、福岡県立美術館で開催中、大相撲展福岡 ~Oh ! SUMO EXHIBITION~を特集します!
今日11月24日は、九州場所千秋楽。「参加して、楽しんで、理解して、好きになる!」展覧会、相撲のウンチクを学んで、相撲を楽しみましょう!


この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる! カルチャー、アートプログラム、 明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。 あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。

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福岡県立美術館、学芸員の 中島由実子さんにお話しを伺います。

先ず会場に入るとすぐに鬢付け油の香り。
相撲会場の雰囲気を、音や嗅覚からも感じてもらえるような試みで、美術館がいきなり異空間になります。

まず驚いたのが、力士が部屋に配属される前に通う、相撲教習所の紹介。
ここには、力士以外の行司や相撲にかかわる人たちが、基礎的な知識を学ぶ場所だそうです。(一同、そんな学校があるなんて知らなかった~)

そして、新聞で振り返る、過去の名勝負のコーナーは、
読み応えのある情報量たっぷりの展示です。

また、日本で初めて相撲を取ったという、神話の時代の人物を模った彫刻は、この会場限定の展示。
これは、福岡県立美術館の収蔵品です。
浮世の数々も他にはない、美術館が会場となったここならではの展示です。

その他には、実物の化粧まわしや、浴衣、行司の衣装。
化粧まわしの絵柄の一つひとつの意味を知ると、相撲の取り組み以外の楽しみも見出せます。

だまし絵での記念撮影、入ることができる原寸大の土俵を再現した空間などもあり、最新VRを使った体験や記念撮影もできます。
今回の三好Pを心を射止めたのは、錦絵の絵番付。
その細かさに魅せられていました。

大相撲の持つ文化的、歴史的価値や背景を大切にしながら、
相撲をあまり知らない人の楽しみ方など、いろんな切り口を知ることができる展覧会。
(図録、絶対勝った方がいいそうですよ!)



相撲好きの人も楽しめる、そしてもっと相撲が好きになる。
相撲が愛される文化である理由がわかる内容でした。
ちなみに、ともやすさんは鬢付け油ご購入です(笑)

➠➠➠➠➠

そして、今週の「俺にもそれを語らせろ」のコーナーは野村Dの台湾レポート。
台湾の街中にあふれているアートシーンや、珍しいお店、そこで見かけた作品などのお土産話もお楽しみに♪
(スタジオで3人が盛り上がった、台湾出身のアーティスト、リー・カンキョウ(Lee Kan Kyo)さんのinstagramはこちら⇒
旅行もカルチャーですね♪どこかに行かれて見つけたもの、あなたからのレビュー、お便りお待ちしています!

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大相撲展福岡~Oh ! SUMO EXHIBITION~ 
福岡県立美術館/3階展示室
会期 2019年10月18日(金)〜12月1日(日)
休館日 月曜 ※ただし、11月4日・11日・18日は開館、11月5日は休館
開館時間 10:00〜18:00 (入場は17:30まで)

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放送の模様は、ぜひradikoのタイムフリー機能でお楽しみください。
また、この内容はYouTubeでも配信しています。

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発信局:LOVE FM(http://lovefm.co.jp/)
放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部
福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz
パーソナリティ:佐藤ともやす
放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30

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