九州インターナショナルアートキャンプいよいよ始動!(ゲスト:画家 香月美菜さん)
6月16日(日)のゲストは、この夏、福岡で開催される「九州インターナショナルアートキャンプ」実行委員会、副代表であり、注目の若手画家、香月美菜さん。
香月さんの画家としての活動と、アートキャンプとは一体なんなのか⁉
をご紹介いただきました。
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毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!
カルチャー、アートプログラム、
明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。
あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。
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前半は、美術家としての香月さんの活動について伺います。
福岡出身の香月さんの活動の拠点は、北九州と京都ですが、
先日は、台湾でも個展を開催したばかりだそうです。
作品のテーマはズバリ!絵の具。
なにかを描くための道具である絵の具。その絵の具で人、花を描いて見せるではなく、
絵の具そのものを「絵の具」として見せる作品として、抽象画として描いているそう。
様々な青を使って描く香月さんの作品は、これまで最大で207色の青色を表現したことがあるとか。
みなさんが、学校で使っていたのと同じアクリル絵の具を、濃淡も含め、たくさん使って描かれています。
なぜ、アクリル絵の具になったのか?
制作時間のヒミツ。
そして、
「最後の仕上げの一瞬は、毎回緊張します。」
という香月さんの作品が出来上がるまでの様子を、たっぷりお話しいただきました。
(ぜひ、放送内容を聞いてくださいね)
そして「青」という色の理由。
青のグラデーションを作っていくうちに、どこかに世界共通の「青」があるのではないか。
真実の「青」とは。
「青」へのこだわり。終わらない「青」への探求心。
また、色以外でも、絵の具の表情についても考えるそうです。
絵の具の質感、にじみ、絵の具の形ってなんなんだろう……と。
「人間の想像力は果てしないし、作品を作る上で、
考えることはずっと続けていきたい」と香月さんは言います。
香月さんの作品は、見る人によって、
「洞窟から見た光みたい」
「深海にいるみたい」
「宇宙にいるみたい」
と受け取り方は様々だそう。
―香月さん
「私は絵の具ですって言っているだけなのに、絵を見たちの想像力に、いつも驚かされます。
そのやり取りが面白くて(笑)
アーティストをやってる中で、楽しみにしていることの一つです。
だからやめられないな~と。」
何かを言っているようで、意識的には何も言っていない。
目の前にある存在が、見ている人の経験の中で想像を広げていく。
そんな作品です。
そして、番組後半は、いよいよ本格始動の「九州インターナショナルアートキャンプ2019」のお話です!
ちょうど1年くらい前に出演いただいた、画家の八坂圭さんが、海外で参加したアートキャンプというものを、「ぜひ日本でもやりたい」というお話をしていました。
世界各国で活躍する芸術家が、一定期間寝食を共にし、地域に溶け込んで公開制作や、トークイベントを通し、交流をする文化イベント、アートキャンプ。
今回は、海外からアーティスト15名を招待して、福岡市中央区の簀子小学校跡地で、公開制作をしたり、ワークショップ、トークイベントなどを通して、地域の人と触れ合ったり、作品を作る技術を学んだりできるとのこと。
―ともやす 「世界各地で行われているアートキャンプですが、香月さんは、作家として、作っているところを人に見られるっていうのは、いやじゃないですか?」
―香月さん 「私は苦手です(笑) いつもより緊張して、手の震えが2倍になります!
私は、マレーシアとインドネシアに参加しましたが、4~5日で作品を作り、そのあと、地元のギャラリーに展示してもらいました。
滞在期間中、作家同士、地元の人たちとのコミュニケーションの輪が広がって、アートに関係のない部分の視野も広がります。お互い、いろんな刺激を与えたり、受け取ったりしました。作家自身にとってもいい体験になります!」
―ともやす 「今回参加するアーティストはどんな方々ですか?」
―香月さん 「これまでのアートキャンプに参加経験のある、中でもベテランの方々たちばかりなのでとても楽しみです。」
香月さんが会うのが、楽しみなアーティストさんをピックアップしてご紹介も
いただきました。(招待作家一覧★)
アーティストとして作品共に気になるジョゼッペさん。
お姉さんのように仲良くしてくださっているキムさん、エリーナさん。
アートの材料よりも持ってきたお酒のほうが多いんじゃないかというピルス・リーさん。
ピルス・リーさん、インドネシアの学生ボランティアさんたちに、お兄さんのように慕われていたらしいですよ。
―香月さん 「アートキャンプ自体、フランクな雰囲気で、どなたがふらっと参加しても、作品を見るだけではなく、感じて楽しめるフェスのようなイベントになると思います。」
「6月18日からは、アクロス福岡で海外のアートキャンプに参加したことがある日本人作家の作品展と、これまでの海外アートキャンプを紹介するパネル展示のプレイベントが開催されます。
また、22日(土)には、八坂圭さんのライブペインティングやワークショップもあります!
見るだけではなく、一緒にアート体験をして、アートって案外身近なものなんだな~と感じてください。」
◆九州インターナショナルアートキャンプ・プレイベントinアクロス福岡
6月18日(火)~6月23日(土)
―ともやす 「香月さんは、今回は実行員として裏方が多いんですか?」
―香月さん 「そうですね。私が参加したアートキャンプでも、すごく実力のある作家さんが、裏方としてイベントを切り盛りしていて……
自分がおもてなししていただいたように、今回私もおもてなししたいな~と思っています。」
九州インターナショナルアートキャンプ、いよいよです!
八坂さんが、まだ形のない状態でこの番組でお話くださったものが、現実のものとして動き始めています。
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【九州インターナショナルアートキャンプ2019】
ぜひRadikoのタイムフリー機能でお楽しみください。
また、この内容はYouTubeでも配信しています。
♬ 明治産業 presents「OUR CULTURE, OUR VIEW」
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「our culture , our view(アワー・カルチャー,アワー・ビュー)」
発信局:LOVE FM (http://lovefm.co.jp/)
放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部
福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz
パーソナリティ:佐藤ともやす
放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30
香月さんの画家としての活動と、アートキャンプとは一体なんなのか⁉
をご紹介いただきました。
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毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が わかる、見つかる、共有できる!
カルチャー、アートプログラム、
明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。
あなたの暮らしを豊かにするヒントを、 オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、 はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。
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前半は、美術家としての香月さんの活動について伺います。
福岡出身の香月さんの活動の拠点は、北九州と京都ですが、
先日は、台湾でも個展を開催したばかりだそうです。
作品のテーマはズバリ!絵の具。
なにかを描くための道具である絵の具。その絵の具で人、花を描いて見せるではなく、
絵の具そのものを「絵の具」として見せる作品として、抽象画として描いているそう。
様々な青を使って描く香月さんの作品は、これまで最大で207色の青色を表現したことがあるとか。
みなさんが、学校で使っていたのと同じアクリル絵の具を、濃淡も含め、たくさん使って描かれています。
なぜ、アクリル絵の具になったのか?
制作時間のヒミツ。
そして、
「最後の仕上げの一瞬は、毎回緊張します。」
という香月さんの作品が出来上がるまでの様子を、たっぷりお話しいただきました。
(ぜひ、放送内容を聞いてくださいね)
そして「青」という色の理由。
青のグラデーションを作っていくうちに、どこかに世界共通の「青」があるのではないか。
真実の「青」とは。
「青」へのこだわり。終わらない「青」への探求心。
また、色以外でも、絵の具の表情についても考えるそうです。
絵の具の質感、にじみ、絵の具の形ってなんなんだろう……と。
「人間の想像力は果てしないし、作品を作る上で、
考えることはずっと続けていきたい」と香月さんは言います。
香月さんの作品は、見る人によって、
「洞窟から見た光みたい」
「深海にいるみたい」
「宇宙にいるみたい」
と受け取り方は様々だそう。
―香月さん
「私は絵の具ですって言っているだけなのに、絵を見たちの想像力に、いつも驚かされます。
そのやり取りが面白くて(笑)
アーティストをやってる中で、楽しみにしていることの一つです。
だからやめられないな~と。」
何かを言っているようで、意識的には何も言っていない。
目の前にある存在が、見ている人の経験の中で想像を広げていく。
そんな作品です。
そして、番組後半は、いよいよ本格始動の「九州インターナショナルアートキャンプ2019」のお話です!
ちょうど1年くらい前に出演いただいた、画家の八坂圭さんが、海外で参加したアートキャンプというものを、「ぜひ日本でもやりたい」というお話をしていました。
世界各国で活躍する芸術家が、一定期間寝食を共にし、地域に溶け込んで公開制作や、トークイベントを通し、交流をする文化イベント、アートキャンプ。
今回は、海外からアーティスト15名を招待して、福岡市中央区の簀子小学校跡地で、公開制作をしたり、ワークショップ、トークイベントなどを通して、地域の人と触れ合ったり、作品を作る技術を学んだりできるとのこと。
―ともやす 「世界各地で行われているアートキャンプですが、香月さんは、作家として、作っているところを人に見られるっていうのは、いやじゃないですか?」
―香月さん 「私は苦手です(笑) いつもより緊張して、手の震えが2倍になります!
私は、マレーシアとインドネシアに参加しましたが、4~5日で作品を作り、そのあと、地元のギャラリーに展示してもらいました。
滞在期間中、作家同士、地元の人たちとのコミュニケーションの輪が広がって、アートに関係のない部分の視野も広がります。お互い、いろんな刺激を与えたり、受け取ったりしました。作家自身にとってもいい体験になります!」
―ともやす 「今回参加するアーティストはどんな方々ですか?」
―香月さん 「これまでのアートキャンプに参加経験のある、中でもベテランの方々たちばかりなのでとても楽しみです。」
香月さんが会うのが、楽しみなアーティストさんをピックアップしてご紹介も
いただきました。(招待作家一覧★)
アーティストとして作品共に気になるジョゼッペさん。
お姉さんのように仲良くしてくださっているキムさん、エリーナさん。
アートの材料よりも持ってきたお酒のほうが多いんじゃないかというピルス・リーさん。
ピルス・リーさん、インドネシアの学生ボランティアさんたちに、お兄さんのように慕われていたらしいですよ。
―香月さん 「アートキャンプ自体、フランクな雰囲気で、どなたがふらっと参加しても、作品を見るだけではなく、感じて楽しめるフェスのようなイベントになると思います。」
「6月18日からは、アクロス福岡で海外のアートキャンプに参加したことがある日本人作家の作品展と、これまでの海外アートキャンプを紹介するパネル展示のプレイベントが開催されます。
また、22日(土)には、八坂圭さんのライブペインティングやワークショップもあります!
見るだけではなく、一緒にアート体験をして、アートって案外身近なものなんだな~と感じてください。」
◆九州インターナショナルアートキャンプ・プレイベントinアクロス福岡
6月18日(火)~6月23日(土)
―ともやす 「香月さんは、今回は実行員として裏方が多いんですか?」
―香月さん 「そうですね。私が参加したアートキャンプでも、すごく実力のある作家さんが、裏方としてイベントを切り盛りしていて……
自分がおもてなししていただいたように、今回私もおもてなししたいな~と思っています。」
九州インターナショナルアートキャンプ、いよいよです!
八坂さんが、まだ形のない状態でこの番組でお話くださったものが、現実のものとして動き始めています。
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【九州インターナショナルアートキャンプ2019】
■8/21(水) 招待作家到着
■8/22(木)~25(日) 公開制作(簀子小学校跡地)
■8/24(土) 交流イベント
ワークショップやライブパフォーマンスで参加アーティストと国際交流!
■8/26(月)~9/1(日) 展覧会(新天町・ギャラリー風)
■8/27(火) パネルトーク 14:00~15:00 (福岡市美術館ミュージアムホール)
ーーーーーーーーーーーーぜひRadikoのタイムフリー機能でお楽しみください。
また、この内容はYouTubeでも配信しています。
♬ 明治産業 presents「OUR CULTURE, OUR VIEW」
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「our culture , our view(アワー・カルチャー,アワー・ビュー)」
発信局:LOVE FM (http://lovefm.co.jp/)
放送エリア:福岡県全土、熊本、長崎、佐賀、大分、山口の一部と九州北部
福岡局76.1MHz 北九州局82.7MHz 福岡タワー局 82.5MHz
パーソナリティ:佐藤ともやす
放送日時:毎週日曜日 10:30-11:30