令和から始めたいアート体験 書道編(ゲスト:パピロジェ サオリさん)
6月23日(日)の放送は、福岡で活動するアイドルグループ『パピロジェ』のメンバーで、書家という異色の才能を発揮する、saori(サオリ)さんをお迎えして、
特集「令和から始めたいアート体験 書道編」をお届けします。
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この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が
わかる、
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今回は、ともやすさんのこんな言葉から始まりました。
―ともやす 「放送の中で、個人的にチェックしていただきたいポイントがあります。ある瞬間、三好Pが恋に落ちていきます。」
番組内で初めて、アート体験をするという試み。アイドル兼書家というサオリさんから【書】についてお聞きします。
福岡の博多・天神・北九州で毎週末ライブを開催している「パピロジェ」のサオリさんですが、書家としては既に20年(幼稚園のころから?)のベテランです。
書道、書写、習字との違い……皆さん知ってました?
「書道」になって初めて芸術と言われるものになるらしいですよ。
お手本があって、それに倣ってきれいに書くもの、そこから
芸術にしていく……と書道の作品になっていくそうです。
私たちがこれまで「書道」と思っていたもの中が、そんなに細かくわかれていることを、スタッフ一同知りませんでした。
―ともやす お母様の書道教室がきっかけで、書道を始めたとお聞きしましたが、「書家」として活動し始めたきっかけはなんですか?
―サオリさん 「大学の卒業展覧会がきっかけです。先生にパフォーマンスしたいと言いました。
そこから、別の機会にも、天井から釣り下がった布でくるくる回る、アクロバットパフォーマンスの方の前で、壁に貼った大きな紙に描くというライブパフォーマンスをしたり……ここのあたりから書家と名乗り始めました。」
―三好P 「絵画とかに比べると、『書』って一発勝負感があるんですが、作品の何をもって、どこでOKとするんでしょう?」
―サオリさん 「一発勝負といえども、そこまでに書いてきた莫大な量があって。
ただ、ずっと書いてきてても、やっぱり一番最初に書いたこれがいい!となることもありますし、偶然いいものができることもある。」
「墨と紙の乗り方というのは、気温・湿度によっても変わるので、用具、溶剤のきまぐれさに左右されたり……
ずっとこだわって書いていた箇所の、たまたま手が滑って書いたのが一番良かったこともあります(笑)。」
番組後半では、書道道具一式をご用意いただいて、実際に書いてみようのコーナー!
狭いスタジオの中で、みんなで書きました。
サオリさんの墨、筆を見せてもらいながら、用具・溶剤お話しを伺います。
同じ筆で書く、最大限に太い線と、最小限に細い線。
実際にお手本も見せてもらい、「こんな筆の使い方と墨の使い方があったのか!?」驚かされます。
いろいろな筆の質感も試させてもらいました。(中には、木の枝のような毛がない筆も)
書道は、芸術の世界。道具は無限大で、手で書いたりする人もいるそうです。
―サオリさん 「墨になるものと、筆になるものがあれば書道はできます!」
前衛書家、手島右卿氏の「崩壊」という文字を書いた作品では、漢字が読めない海外の人が「何かが崩れ落ちていく」姿を感じ驚いたという有名なエピソードがあるそう。
文字の形としての良さ、そのものを風景としてとらえた先にある良さ。
現代アートを見る視点と似ています。
ここで、三好Pが「ぜひサオリさんと絵を見に行きたい♡」と。
サオリさんの作品は、まずテーマを決め、半紙に鉛筆で文字の構図を決めて、
そこから筆で書いていくそうです。
そんなサオリさんにも、漢字を読めない人にも、駆け抜けるような風のイメージを与えた「風」という作品があるそうです。
―三好P 「書」を見るときに直観的にとらえていいんだなぁという勇気をもらえました。
―ともやす ちょっと試しただけで、もっと書いてみたいと思った!
そして、最後に一枚!収録で感じたものを書いていただきました。
その文字は「熱い」(笑)
アイドルとしての活動、書家としての活動。
どちらも、これから注目のサオリさんでした。
放送の内容は、ぜひRadikoのタイムフリー機能でお楽しみください。
また、この内容はYouTubeでも配信しています。
♬ 明治産業 presents「OUR CULTURE, OUR VIEW」
特集「令和から始めたいアート体験 書道編」をお届けします。
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この番組は、毎週日曜の朝にお届けする、「文化の楽しみ方」が
わかる、
見つかる、共有できる!
カルチャー、アートプログラム、
明治産業プレゼンツ「OUR CULTURE, OUR VIEW」。
あなたの暮らしを豊かにするヒントを、
オリジナルな視点(VIEW)を持ちあわせるゲストとのトークや、
はたまた、パーソナリティが展覧会に突撃したりし、お伝えします。
ーーーーーーーーーーーーー今回は、ともやすさんのこんな言葉から始まりました。
―ともやす 「放送の中で、個人的にチェックしていただきたいポイントがあります。ある瞬間、三好Pが恋に落ちていきます。」
番組内で初めて、アート体験をするという試み。アイドル兼書家というサオリさんから【書】についてお聞きします。
福岡の博多・天神・北九州で毎週末ライブを開催している「パピロジェ」のサオリさんですが、書家としては既に20年(幼稚園のころから?)のベテランです。
書道、書写、習字との違い……皆さん知ってました?
「書道」になって初めて芸術と言われるものになるらしいですよ。
お手本があって、それに倣ってきれいに書くもの、そこから
芸術にしていく……と書道の作品になっていくそうです。
私たちがこれまで「書道」と思っていたもの中が、そんなに細かくわかれていることを、スタッフ一同知りませんでした。
―ともやす お母様の書道教室がきっかけで、書道を始めたとお聞きしましたが、「書家」として活動し始めたきっかけはなんですか?
―サオリさん 「大学の卒業展覧会がきっかけです。先生にパフォーマンスしたいと言いました。
そこから、別の機会にも、天井から釣り下がった布でくるくる回る、アクロバットパフォーマンスの方の前で、壁に貼った大きな紙に描くというライブパフォーマンスをしたり……ここのあたりから書家と名乗り始めました。」
―三好P 「絵画とかに比べると、『書』って一発勝負感があるんですが、作品の何をもって、どこでOKとするんでしょう?」
―サオリさん 「一発勝負といえども、そこまでに書いてきた莫大な量があって。
ただ、ずっと書いてきてても、やっぱり一番最初に書いたこれがいい!となることもありますし、偶然いいものができることもある。」
「墨と紙の乗り方というのは、気温・湿度によっても変わるので、用具、溶剤のきまぐれさに左右されたり……
ずっとこだわって書いていた箇所の、たまたま手が滑って書いたのが一番良かったこともあります(笑)。」
番組後半では、書道道具一式をご用意いただいて、実際に書いてみようのコーナー!
狭いスタジオの中で、みんなで書きました。
サオリさんの墨、筆を見せてもらいながら、用具・溶剤お話しを伺います。
同じ筆で書く、最大限に太い線と、最小限に細い線。
実際にお手本も見せてもらい、「こんな筆の使い方と墨の使い方があったのか!?」驚かされます。
いろいろな筆の質感も試させてもらいました。(中には、木の枝のような毛がない筆も)
書道は、芸術の世界。道具は無限大で、手で書いたりする人もいるそうです。
―サオリさん 「墨になるものと、筆になるものがあれば書道はできます!」
前衛書家、手島右卿氏の「崩壊」という文字を書いた作品では、漢字が読めない海外の人が「何かが崩れ落ちていく」姿を感じ驚いたという有名なエピソードがあるそう。
文字の形としての良さ、そのものを風景としてとらえた先にある良さ。
現代アートを見る視点と似ています。
ここで、三好Pが「ぜひサオリさんと絵を見に行きたい♡」と。
サオリさんの作品は、まずテーマを決め、半紙に鉛筆で文字の構図を決めて、
そこから筆で書いていくそうです。
そんなサオリさんにも、漢字を読めない人にも、駆け抜けるような風のイメージを与えた「風」という作品があるそうです。
―三好P 「書」を見るときに直観的にとらえていいんだなぁという勇気をもらえました。
―ともやす ちょっと試しただけで、もっと書いてみたいと思った!
そして、最後に一枚!収録で感じたものを書いていただきました。
その文字は「熱い」(笑)
アイドルとしての活動、書家としての活動。
どちらも、これから注目のサオリさんでした。
放送の内容は、ぜひRadikoのタイムフリー機能でお楽しみください。
また、この内容はYouTubeでも配信しています。
♬ 明治産業 presents「OUR CULTURE, OUR VIEW」